執筆者:水口貴博

記憶力を高める30の方法

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勉強とは「頑張るもの」ではなく「楽しむもの」。

勉強とは「頑張るもの」ではなく「楽しむもの」。 | 記憶力を高める30の方法

私がアメリカに留学していたころ、日本とは異なった文化の違いを、いくつも目にしました。

特に印象的だったことの1つに「勉強するとき、先生が生徒にかける言葉の違い」がありました。

日本では、先生が生徒に勉強をすすめるときには「頑張れ!」と言います。

しかし、アメリカでは「enjoy! (楽しんで! )」と言います。

私は授業中に、先生から「enjoy! enjoy!」と何度も言われました。

成績が悪いとき、先生から「enjoyが足りない」というアドバイスをもらったほどです。

勉強のときに笑顔が足りないと言って、お尻を叩かれました。

日本で勉強するときには「頑張れ」と言われていたので、少し違和感がありました。

楽しんで勉強するという前向きな言葉をかけてくれたおかげか、勉強へのやる気が出てきたことを思い出します。

「頑張れ」と言われると、プレッシャーがあり、気持ちが落ち込みます。

しかし「楽しんで」と言われると、心が軽やかになり、やる気が出てきます。

勉強とは、そもそも「頑張るもの」ではなく「楽しむもの」です。

あなたが学生なら、勉強を楽しむよう姿勢を変えてみましょう。

あなたが親なら、子どもに「勉強を楽しんで」と話しかけてみませんか。

勉強へのプレッシャーが軽くなるに違いありません。

記憶力を高める方法(26)
  • 勉強をエンジョイする。
成績がいい人ほど、魚が好きな人が多い。

記憶力を高める30の方法

  1. 「勉強」そのものより「勉強法」から、身につける。
  2. そもそも脳は、覚えるより、忘れるほうが圧倒的に得意。
  3. 長期記憶のためには、海馬を騙せばいい。
  4. 復習は、1カ月以内にすること。
  5. 復習タイミングは、1週間後が最適。
  6. 一芸は道に通ずる。
  7. 記憶力は、最初と最後が最も高い。
  8. 隙間時間に覚えるほうが、よく覚えられる。
  9. 覚えれば覚えるほど、覚えやすくなる。
  10. 睡眠時間は、最低でも6時間以上。
  11. 人に説明したことは、忘れなくなる。
  12. 記憶は「一度で完璧」ではなく「復習」で身につける。
  13. 百聞は一見にしかず。
  14. 体験するのが、一番覚えやすく、忘れにくい。
  15. 記憶力は「トライ&エラー」の数に比例する。
  16. 由来や理由がわかると、記憶に強く残る。
  17. 喜怒哀楽が伴ったことは、強く記憶に残る。
  18. 好きなことは、すぐ覚えられる。
  19. 勉強ができる人のノートほど、字が汚い。
  20. 記憶力を高めるために、ノートはとらず、復習範囲を絞る。
  21. 他人を蹴落とす人は、自分が蹴落とされる。
    他人の幸せを喜ぶ人は、自分が幸せになれる。
  22. 覚えようと意識しないと、覚えられない。
  23. 耳の記憶は、目の記憶より強い。
  24. 類義語・対義語・関連用語は、覚えやすい。
  25. 記憶力は、朝食後に高まる。
  26. 勉強とは「頑張るもの」ではなく「楽しむもの」。
  27. 成績がいい人ほど、魚が好きな人が多い。
  28. ガムを噛むと、眠気が吹き飛ぶ。
  29. 寝る前に覚えたことは、記憶に残りやすい。
  30. 他人が引いた下線より、自分で引いた下線のほうが、記憶に残りやすい。

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