執筆者:水口貴博

記憶力を高める30の方法

9

覚えれば覚えるほど、覚えやすくなる。

覚えれば覚えるほど、覚えやすくなる。 | 記憶力を高める30の方法

逆説的な話を1つします。

実は、記憶は覚えれば覚えるほど、覚えやすくなります。

驚くべき話ですが、事実です。

「少ないほうが覚えやすいのではないか」と思っているのではないでしょうか。

短期的な記憶では、そういう法則も当てはまります。

しかし、5年も10年も続けるような長期的な勉強では、記憶を積み重ねる必要があります。

そういうときは、覚えれば覚えるほど覚えやすくなります。

あなたが小学生のころは、ひらがな・カタカナを覚えるだけで精いっぱいだったはずです。

しかし、その後、ひらがな・カタカナを習得すれば、難しく思えた漢字を覚えられるようになります。

漢字が読み書きできるようになれば、教科書も読めるようになり、新しい世界を受け入れやすくなったことを思い出しましょう。

本を読めるようになれば、理科・歴史・文学・宇宙など、さらにレベルの高い勉強に手が届くようになります。

長期的な学習では頭に記憶が定着し、定着した記憶は踏み台として「土台」にできます。

今まで覚えた記憶と、これから覚える記憶とを結びつけて覚えることができるため、覚えやすくなり、かつ忘れにくくなります。

覚えれば覚えるほど記憶力はよくなり、勉強が加速します。

そういう意味で、頭がいい人は、基本をとにかく徹底的に学びます。

基本は踏み台であり、土台だからです。

足元がしっかりしていないと、大きなピラミッドを作り上げることはできません。

そのため応用ができる人ほど、実は低レベルの基本的な勉強を大量にこなして、基礎を固めているのです。

記憶力を高める方法(9)
  • 基本を徹底する。
睡眠時間は、最低でも6時間以上。

記憶力を高める30の方法

  1. 「勉強」そのものより「勉強法」から、身につける。
  2. そもそも脳は、覚えるより、忘れるほうが圧倒的に得意。
  3. 長期記憶のためには、海馬を騙せばいい。
  4. 復習は、1カ月以内にすること。
  5. 復習タイミングは、1週間後が最適。
  6. 一芸は道に通ずる。
  7. 記憶力は、最初と最後が最も高い。
  8. 隙間時間に覚えるほうが、よく覚えられる。
  9. 覚えれば覚えるほど、覚えやすくなる。
  10. 睡眠時間は、最低でも6時間以上。
  11. 人に説明したことは、忘れなくなる。
  12. 記憶は「一度で完璧」ではなく「復習」で身につける。
  13. 百聞は一見にしかず。
  14. 体験するのが、一番覚えやすく、忘れにくい。
  15. 記憶力は「トライ&エラー」の数に比例する。
  16. 由来や理由がわかると、記憶に強く残る。
  17. 喜怒哀楽が伴ったことは、強く記憶に残る。
  18. 好きなことは、すぐ覚えられる。
  19. 勉強ができる人のノートほど、字が汚い。
  20. 記憶力を高めるために、ノートはとらず、復習範囲を絞る。
  21. 他人を蹴落とす人は、自分が蹴落とされる。
    他人の幸せを喜ぶ人は、自分が幸せになれる。
  22. 覚えようと意識しないと、覚えられない。
  23. 耳の記憶は、目の記憶より強い。
  24. 類義語・対義語・関連用語は、覚えやすい。
  25. 記憶力は、朝食後に高まる。
  26. 勉強とは「頑張るもの」ではなく「楽しむもの」。
  27. 成績がいい人ほど、魚が好きな人が多い。
  28. ガムを噛むと、眠気が吹き飛ぶ。
  29. 寝る前に覚えたことは、記憶に残りやすい。
  30. 他人が引いた下線より、自分で引いた下線のほうが、記憶に残りやすい。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION