執筆者:水口貴博

記憶力を高める30の方法

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記憶力を高めるために、ノートはとらず、復習範囲を絞る。

記憶力を高めるために、ノートはとらず、復習範囲を絞る。 | 記憶力を高める30の方法

記憶力を高めるための、意外な方法を、1つご紹介します。

ノートを取らないことです。

ノートを取らない代わりに、教科書1冊に絞って、勉強を進めます。

なぜそうするのか、わかりますか。

復習する量が少なくなるからです。

私たちが復習といえば、ほとんどがノートです。

復習する量が多ければ復習にも時間がかかり、覚えにくくなります。

しかし、復習量が少なければ勉強に対する労力も少なくてすみ、もちろん覚えやすくなります。

私たちは学校の授業で、先生が黒板に書くことを、そのままノートに書き写して、勉強の復習に使います。

しかし、ノートを取るほど、見直さなければならない量が増えます。

ノートが1冊で終わればいいですが、3冊にもなってしまうと、教科書よりページ数が多くなります。

見直すノートの量ばかりが増えるため、逆に覚えにくくなってしまいます。

しかし、考えてみましょう。

先生が黒板に書くとはいえ、教科書の内容から大きく外れた内容は書きません。

もし外れたとするならば、雑談でしょう。

通常、黒板には、教科書の内容に先生がほんの少し手を加えて、教科書に書いていることを書き直しているにすぎません。

ノートに書かれていることは、すでに教科書に書かれている内容です。

ノートは一切取らなくても教科書だけで十分です。

黒板を見なくても、ノートに書き写さなくても、本当は教科書1冊だけで十分です。

記憶力のいい人は、勉強の範囲を徹底的に絞り、復習の量を少なくします。

そのためには、ノートは一切とらず、教科書だけで勉強します。

私たちは、成績を上げるためにノートを一生懸命にとります。

しかし、実は、ノートを取らないほうが、成績は上がってしまうのです。

記憶力を高める方法(20)
  • ノートはとらず、教科書だけに絞る。
他人を蹴落とす人は、自分が蹴落とされる。
他人の幸せを喜ぶ人は、自分が幸せになれる。

記憶力を高める30の方法

  1. 「勉強」そのものより「勉強法」から、身につける。
  2. そもそも脳は、覚えるより、忘れるほうが圧倒的に得意。
  3. 長期記憶のためには、海馬を騙せばいい。
  4. 復習は、1カ月以内にすること。
  5. 復習タイミングは、1週間後が最適。
  6. 一芸は道に通ずる。
  7. 記憶力は、最初と最後が最も高い。
  8. 隙間時間に覚えるほうが、よく覚えられる。
  9. 覚えれば覚えるほど、覚えやすくなる。
  10. 睡眠時間は、最低でも6時間以上。
  11. 人に説明したことは、忘れなくなる。
  12. 記憶は「一度で完璧」ではなく「復習」で身につける。
  13. 百聞は一見にしかず。
  14. 体験するのが、一番覚えやすく、忘れにくい。
  15. 記憶力は「トライ&エラー」の数に比例する。
  16. 由来や理由がわかると、記憶に強く残る。
  17. 喜怒哀楽が伴ったことは、強く記憶に残る。
  18. 好きなことは、すぐ覚えられる。
  19. 勉強ができる人のノートほど、字が汚い。
  20. 記憶力を高めるために、ノートはとらず、復習範囲を絞る。
  21. 他人を蹴落とす人は、自分が蹴落とされる。
    他人の幸せを喜ぶ人は、自分が幸せになれる。
  22. 覚えようと意識しないと、覚えられない。
  23. 耳の記憶は、目の記憶より強い。
  24. 類義語・対義語・関連用語は、覚えやすい。
  25. 記憶力は、朝食後に高まる。
  26. 勉強とは「頑張るもの」ではなく「楽しむもの」。
  27. 成績がいい人ほど、魚が好きな人が多い。
  28. ガムを噛むと、眠気が吹き飛ぶ。
  29. 寝る前に覚えたことは、記憶に残りやすい。
  30. 他人が引いた下線より、自分で引いた下線のほうが、記憶に残りやすい。

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