負けてもマナーがしっかりしている人は、かっこいい人です。
負けることがいけないと言うわけではありません。
一生懸命やれば、負けてもいいのです。
テレビ番組『クイズミリオネアー』で、武豊さんが出演されていたときのことです。
武さんは、順調にクイズに正解し、ついに最後の1,000万円のクイズまで行き着きました。
私なら、緊張で倒れています。
それでも、武豊さんはあえて、1,000万円の問題に挑戦します。
この勇気も、またすごいです。
本人も緊張していたことでしょう。
結果は、1,000万円のクイズに不正解になります。
普通は、がっかり落ち込んでしまうものです。
しかし、武さんは違いました。
負けてしまっても最後にしっかり、みのもんたさんと笑顔と握手で「ありがとうございました」と言いました。
私は、その光景が印象的でした。
すこぶるかっこいいのです。
余裕があるからです。
テニスの試合でも、負けたらラケットに当たる人がいます。
テニスの試合で負けても、笑顔で相手と握手で終えることができる人はかっこいい。
大きな動揺の中でも、マナーだけはしっかり保てることが大切です。
負けてしまっても、マナーがしっかりしている人は、かっこいい人なのです。