ある雑誌でインタビューされている記事が掲載されていました。
写真も載っています。
インタビューする人とされる人、2人が映っていましたが、私はあることに気づきました。
インタビューされている人が、椅子の背にもたれているのです。
私は「やる気がないのかな」という印象を受けました。
学校の授業でやる気のない人は、椅子の背にもたれています。
逆にやる気のある人ほど、一番前の席に座ります。
前かがみになり、先生の話に釘付けになっています。
積極的である証拠です。
人から「いいな」と好感を持たれる人は、積極的な人です。
もちろん過度は禁物ですが、積極的にやる気になっている人は、応援したくなります。
インドの非暴力運動の指導者として、ガンジーという人がいました。
ガンジーは偉人です。
暴力で社会を押し進めようとするのではなく、非暴力を訴えるために積極的でした。
もちろんみんな、すべてがガンジーの味方というわけではありません。
中には、ガンジーに敵対する人もいました。
それでもガンジーは、自分の一生をかけて、非暴力運動に積極的でした。
人々は、やがてその姿に心を打たれます。
身を差し出してまで、非暴力運動に積極的な姿が、多くの人々の共感を呼び「夢」であった非暴力の社会が実現していくのです。
多くの偉人たちに共通するのは、社会貢献に積極的だったことです。
野口英世、キュリー夫人、ヘレンケラー、キング牧師など、人類の平和を願う活動に積極的でした。
そうした人にとても好感が持てるのは、私だけではないはずです。