執筆者:水口貴博

社会人にふさわしい30の服装マナー

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リュックサックよりカバンのほうが、ビジネスをスムーズに進められる。

リュックサックよりカバンのほうが、ビジネスをスムーズに進められる。 | 社会人にふさわしい30の服装マナー

出社の際、荷物を入れるのは、カバンですか。

それともリュックサックですか。

人によって、好みがわかれるところですね。

ただでさえ疲れる仕事ですから、出社くらいは少しでも楽をしたい気持ちを持つ人もいるでしょう。

そんなとき、やはりリュックサックを選ぶ人が多いのではないでしょうか。

両手が自由に使えるようになるからです。

疲れにくくなるため、通勤も楽になることでしょう。

歩きやすくなったり、本屋では立ち読みしやすくなったりします。

山登りはリュックサックが定番であるように、疲れにくさや歩きやすさを重視すれば、リュックサックの右に出るものはありません。

しかし、です。

楽で効率のよい格好ではありますが、威厳に欠ける面があるのもたしかです。

スーツ姿にリュックサックという組み合わせは、ビジネスマンとしての身だしなみとして、威厳に欠けてしまう面があります。

たとえば、車を買うときに対応する社員が、リュックサックで現れると「大丈夫なのかな」と不安になります。

家を購入するとき、契約書がリュックサックから出てくると、内容に不信感を抱くことでしょう。

もちろん本人は決してそういうつもりではなくても、そう思ってしまう世間があります。

楽な格好をしているから、手を抜いたり、軽く考えていたりする様子だと誤解されやすいのです。

このことで、スムーズに進められるはずのビジネスの妨げになることもあります。

では、どういう持ち物がビジネスではふさわしいのかというと、やはりカバンです。

片手で持てるタイプのものがおすすめです。

片手でバックを持ち、さっそうと歩く姿は、仕事のできるビジネスマンらしく映ります。

ビジネスは、見かけで判断されることがあります。

周りの人から見て頼りがいのある姿をするほうが、社会人としての仕事を進めやすくなるのです。

社会人にふさわしい服装マナー(4)
  • 片手でバッグを持ち、会社へ向かう。
「ニンニク」「タバコ」「汗」は、においが残りやすい。

社会人にふさわしい30の服装マナー

  1. ビジネスにおける身だしなみは、性格、信用、評価に関わる。
  2. まず避けるべき身だしなみは「派手」と「ブランド」。
  3. どんなに暑くても、訪問先へは、スーツを着てからにする。
  4. リュックサックよりカバンのほうが、ビジネスをスムーズに進められる。
  5. 「ニンニク」「タバコ」「汗」は、においが残りやすい。
  6. 香水も、度が過ぎれば悪臭になる。
  7. ほのかな香りの香水でさえ、誰の迷惑になるかわからない。
  8. 露出の多い身だしなみは控えること。
  9. 面倒くさい食後の歯磨きだからこそ、清潔感に差がつきやすい。
  10. しわでよれよれのシャツは、仕事ができなさそうに見える。
  11. アイロンが面倒なら、形状記憶のワイシャツにすればいい。
  12. かっこいいネクタイも、左右に傾いていては、好印象が半減する。
  13. 帰宅をして脱いだスーツは、きちんとハンガーに掛ける。
  14. 服装自由の職場でも、何でも着てよいわけではない。
  15. 仕事の後にデートがあっても、仕事中には関係ない。
  16. 濡れた手のまま、トイレから出てきてはいけない。
  17. ビジネスでは、靴下は黒が常識。
  18. 清潔感のある人は、仕事ができる証拠。
  19. ふけは、見えないからこそ気をつける。
  20. 派手なメイクはダメ。
    だからとはいえ、何もしないのもダメ。
  21. 「長髪」と「ひげ」は、不快と感じる人がいるため、やめたほうがいい。
  22. チャック全開を指摘するには、工夫のある言い方が必要。
  23. 異性の気を引く意外な服装がある。
  24. 予備があると、不安がなくなり、業務に集中できる。
  25. 消臭スプレーも、使う場所に注意しよう。
  26. 男性の眉は、細すぎると不自然になる。
  27. 私服だからとはいえ、何でも着ていいわけではない。
  28. 公共の場でするお化粧は、大道芸と同じパフォーマンス。
  29. いつも変わらないスタイルは、面白みはないが堅実である。
  30. 落ち着いたカラーで、イメージアップしよう。

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