「やる気が出ない、元気が出ない。ああ、自分はやはりダメな人間だ……」
行動することを精神力の問題にしている人をよく見かけます。
やる気が出なくて、行動できないのは、納得できる理由です。
しかし、気持ちが先にあって行動するのではありません。
行動が先にあって、気持ちが出てくるのです。
人間は、体を動かしていると、だんだんやる気や元気が出てくるようになっています。
自家発電と同じです。
まず体を動かさないと、やる気・元気という気力も発電されないのです。
朝起きたときは眠くても、体を動かしているうちに、目が覚めて元気が出てくるということはありませんか。
「眠い。今日も学校か」と寝起きにやる気はなくても、着替えや食事など、体を動かすうちに元気が出てきます。
体を動かしているから、やる気・元気が出てくるのです。
やる気・元気が出てから、体を動かすのではありません。
やる気・元気は自家発電なのです。
とにかくまず体を動かしましょう。
気持ちは、最初からなくてもいいのです。