執筆者:水口貴博

コミュニケーション能力が向上する30の方法

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褒められたときには、素直にお礼を言うことが大切。

褒められたときには、素直にお礼を言うことが大切。 | コミュニケーション能力が向上する30の方法

人間関係では、素直さは重要なポイントになります。

人から言われたことを聞き流すか、素直に受け入れるかで、その人の成長に大きな差ができます。

もちろんコミュニケーションでも、素直さは大切です。

話をしていると「すごいですね」「大したものですね」と褒められることがあります。

そうしたとき、控えめになって謙遜をする人がいます。

「いいえ、そんなことないですよ」

「私なんて、大したことありません」

本人は謙虚になり、よいことだと思っていますが、これは謙虚どころではなく横柄になっているということです。

素直になっていないということです。

日本人は謙遜や謙虚に美意識を持っており、そうすることがよいことだと思っています。

しかし、考えてみましょう。

せっかく自分が褒められたにもかかわらず、それを否定することは、自分を生んでくれた父親や母親も否定することになるのです。

素晴らしい彫刻の作品を「大したことないですよ」と否定してしまえば、作った人も否定したことになる事実と同じ話です。

あなたが自分を否定すれば、生んでくれた両親を否定することになります。

同時に、両親を生んでくれた地球や宇宙も、否定することになるのです。

自分を否定することになれば、そんな自分を生んでくれた「以前の存在すべて」を否定することになってしまうのです。

まずは、自分の素晴らしさを認めることです。

褒められたときには「ありがとうございます」と答えることが、最も謙虚で素直な答え方なのです。

素晴らしい自分を認め、自分を生んでくれた両親に感謝をすることであり、日本や地球や宇宙を認め、感謝することになるからです。

コミュニケーション能力が向上する方法(26)
  • 褒められたときには、素直に「ありがとうございます」と、お礼を言う。
「話しかけられる人」ではなく「話しかける人」になる。

コミュニケーション能力が向上する30の方法

  1. コミュニケーションは、キャッチボールと同じこと。
  2. コミュニケーションの基本は、何でもない会話ができること。
  3. 相手の興味に合わせた会話がベスト。
  4. 一度に1つ以上の話をしない。
  5. 失敗談こそが、一番聞きたい話。
  6. 同情には、癒す力がある。
  7. 「この間はどうもありがとう」と言って、前回の会話のお礼から入る。
  8. 面白い話だけをすればいい。
  9. 話に割り込まれても「流れ」を大切にする。
  10. 話をしたくても、カットできる部分は思い切ってカットする。
  11. 話をしない人に話しかけるほうが、好感が持てる。
  12. 具体的な話が、面白い。
  13. 「短く」を意識するだけで、リズムよくなる。
  14. 話しかけられたら、最低一言は返す。
  15. 言葉による返事より、態度による返事のほうが効果的。
  16. 身ぶり手ぶりを加えて、少し大げさなくらいでいい。
  17. 吐き出すと、吸収したくなる。
    話をすると、勉強がしたくなる。
  18. 楽しくなる前から、笑顔になろう。
  19. うまく話ができないわけは、単純に吸収が足りないから。
  20. ネタのために勉強をする必要はない。
    一生懸命に遊ぶだけでいい。
  21. できるだけ珍しい話をしたほうが、コミュニケーションは弾む。
  22. みんながしそうな話は、あえてしないこと。
  23. テンポのよいコミュニケーションのために、答えをじらさないこと。
  24. コミュニケーションとは、心を添えた会話のこと。
  25. 人と会うたびに、言うべきお礼がないか、考える癖をつける。
  26. 褒められたときには、素直にお礼を言うことが大切。
  27. 「話しかけられる人」ではなく「話しかける人」になる。
  28. 相手の表情は、あなたの顔を映し出している鏡。
  29. 自分が太陽になり、周りに光を与える存在になる。
  30. チャンスは、人から手に入れよう。
    出会いから、成長のチャンスが生まれる。

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