執筆者:水口貴博

勧誘をうまく断る30の方法

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たくさんのNOの中に、ようやく見つけたYESがある。

たくさんのNOの中に、ようやく見つけたYESがある。 | 勧誘をうまく断る30の方法

「何を断り、何を受け入れればいいのか」

こうした悩みを持っている人ほど、本当のところ自分は何がしたいのかがわかっていません。

何のために何をすればいいのかがわかっていないから「何を断り、何を受け入れればいいのか」で苦しんでしまいます。

私が学生だったころ、特に就職を考える20歳前後のころは、いつも悩んでばかりいました。

今でこそ、このようにやりたいことが見つけられていますが、ここに至るまでにはいろいろとありました。

英語に手をつけたり、パソコンに手をつけたり、韓国語に手をつけたり、中国語に手をつけたりしていました。

読書にしても、いろいろな分野の本を読みあさっては、次の分野へ手をつけていました。

結局何をしていいのかわからなかっただけです。

目的がなかったから、ただやみくもに手をつけていただけなのでした。

もがいていたのです。

「これをすれば何かが変わるかも」

「これが自分に合っているかもしれない」

そういう小さな希望を元に、次から次へと試しては諦め、試しては諦め、いろいろなことに手をつけていました。

迷子になっていたから、手当たり次第の道に進み、無駄なエネルギーをたくさん使っていたわけです。

しかし、そうして、いろいろなことを手当たり次第に試していくと、なかには「自分の肌に合っているな」ということに出会います。

それが今の本当の私を見つける手がかりとなりました。

たくさんの三日坊主を繰り返し、ようやく宝物を見つけたのでした。

断ることは三日坊主を実行するときに必要です。

「やってみた。でも合わないことがわかったから断る」

これを何度も何度も繰り返して、だんだんわかり、本当の自分へと近づいていきます。

頭の中で想像するだけではわからず、実際に肌身を通して経験して初めて「わかり」ます。

受け入れては断り、受け入れては断りを何度も繰り返していくことは、自分を見つけるためにはなくてはならない方法です。

痛みの小さな若いうちに、こうした「無駄なもがき」をしておいて、今はよかったなと思っています。

社会人になると、もう親の援助には頼れません。

仕事だけで、1日の大半が過ぎていきます。

お金も時間もなく、もう自分探しどころではなくなります。

断ることは、若いうちにたくさんこなしておかなければなりません。

若いうちのほうが小さな痛みで済み、自分には何が強いのか弱いのか、得意なのか不得意なのかが、少しずつわかっていくのです。

断ることから逃げるのではなく、積極的に行動しては断るという繰り返しによって、だんだん本来の自分に近づいてゆくのです。

むしろ断り上手になっておかないといけないのです。

勧誘をうまく断る方法(30)
  • たくさん断って、本当の自分を見つける。
まとめ

勧誘をうまく断る30の方法

  1. うまく断ろうとするから断れない。
    下手に断ろうとすると断れる。
  2. うまく断ろうとすればするほど、言葉に詰まる。
  3. 嫌われたくないから断れないだけ。
  4. 誘いをうまく断れる人ほど、嫌われてもいいと考えている。
  5. 余分な言葉は、余計な一言。
  6. はじめの印象が、最も肝心。
  7. 目を合わせないほうが、うまく断れる。
  8. 口下手な人は、無視で誘いを断ればいい。
    話す必要などない。
  9. 街角の勧誘には、足を止めないこと。
  10. 町でもらえるチラシやティッシュには、手を出さないこと。
  11. 自意識過剰は自分だけ。
    みんな、あなたのことは気にしていない。
  12. 一度ひどい経験をして、バネにする。
    実際の経験ほど、勉強になることはない。
  13. チャイムが鳴って、すぐドアを開けてはいけない。
  14. 一人暮らしが間もないころは、誘いを断る免疫が弱くなっている。
  15. 長年の一人暮らしを経験している人は、人一倍誘いに強い。
  16. 言いにくい言葉を、他人を通して伝える。
  17. 話しかけられても、振り向いてはいけない。
  18. YESともNOとも答えてはいけない。
    「興味がない」で十分。
  19. とにかく相手にしないこと。
    相手にすると、火に油を注ぐことになる。
  20. 断れば関係が終わる人とは、早く終わらせたほうがいい。
  21. 会うから断りにくくなる。
    会わずして断ることができればいい。
  22. 嫌われることが、正しい道のときもある。
  23. 断るときに見る顔は、他人の顔色ではなく、自分の顔色。
  24. 「自分らしい生き方をしたいから」という理由で断る。
  25. 気が進まないなと思ったときには、断ったほうがいい。
  26. 「自分の道を進む力」とは「断る力」である。
  27. やめるなら、できるだけ早く行動することがポイント。
  28. 自由を手に入れるために断ろう。
  29. 人一倍誘惑に弱い人は、誘惑の多い場所へ行かなければいい。
  30. たくさんのNOの中に、ようやく見つけたYESがある。

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