恋はやってくるものでしょうか。
それとも向かっていくものでしょうか。
厳密に言えば、どちらも正解です。
突然恋がやってくることもあれば、自分から恋に向かっていくこともあります。
ただし、大切なのは事実ではありません。
考え方です。
恋に対する考え方は、恋の成り行きや成功率に影響するため、あらかじめ意識をしておく必要があります。
恋愛が下手な人は「恋はやってくるもの」と思っています。
もちろんある日突然好みの人が現れ、猛烈なアプローチを受けることもあるでしょう。
顔立ちやルックスに恵まれた人なら、立っているだけでもモテるはずです。
しかし「恋はやってくるもの」と思っていると、受け身で消極的な姿勢になりがちです。
縁に恵まれるのを待つ。
話しかけられるまで待つ。
自然と仲良くなるのを待つ。
じっとしているだけでは、なかなか恋は進展しません。
運任せや人任せ、気分次第や相手次第などの要素が目立つと、恋に悪い影響を与えます。
行動しなければ、結果もゼロ。
恋がうまくいかない可能性も上がります。
なにより受け身になっていると、自分で恋をコントロールしにくくなります。
自分が望む展開ではなく、望まない展開になる可能性が高くなるでしょう。
結果として、不満と苦しみの多い恋になりがちなのです。
恋愛が上手な人は「恋は向かっていくもの」と思っています。
「自分から動かないかぎり、恋はうまくいかない」
「恋愛成就のためには、自分から行動していく必要がある」
「うまくいかない可能性が高くても、無理を承知でアプローチしてみる」
恋に貪欲な姿勢があります。
常に積極的で、考えも前向きです。
縁に恵まれるのを祈るより、作り出そうとします。
話しかけてもらうのを待つより、話しかけようとします。
仲良くなるのを待つのではなく、仲良くなりにいこうとします。
だから、恋の進展も早くなります。
「恋は向かっていくもの」という意識があるため、行動が具体的で早い。
自分が恋をコントロールしているため、自分が主役の実感が強くなり、ますます恋が楽しくなります。
結果として、恋の成功率を高めます。