あなたにとって恋の目的は何ですか。
恋には目的が必要なのかと思いますが、堅苦しい意味ではありません。
ここで言う目的とは、あくまで基本的な恋の目的です。
基本的な恋の目的を誤解すると、2人の成り行きも左右するため大切なポイントです。
恋愛が下手な人は、恋をすることが目的になっています。
交際相手が誰でもいいわけではありませんが、とにかく「恋をすることが重要」と思っています。
「とにかく恋がしたい」
「恋をしている自分は素晴らしい」
「周りが交際しているから、自分も誰かと交際したい」
恋をすることに憧れと興味があり、恋をしなければいけないと思っています。
つまり、恋に恋をしている状態です。
恋をすることが目的になっていると、好きな人へのアプローチも勘違いや的外れになりがちです。
好意の伝え方が手荒になる。
好きな人の立場になって考える余裕もなくなる。
うまく気持ちが伝わらなければ、すぐ諦めてしまう。
トラブルが発生したとき、どうしていいかわからなくなる。
恋をすることが目的になっていると、相手への配慮や気遣いが後回しになります。
しかし、恋愛が上手な人は違います。
恋愛が上手な人は、好きな人と結ばれることが目的になっています。
恋愛が上手な人が考えていることは「好きな人と結ばれるにはどうすればいいか」です。
あくまで好きな人と親しくなることが大切なので、愛を深める会話やアプローチが的確です。
好意の伝え方が丁寧。
きちんと相手の立場を考えながら接します。
なかなか気持ちが伝わらないなら、別の手段でアプローチをしようとします。
トラブルが発生しても、愛を深めるチャンスに変え、何とかして乗り越えようとする。
目的があるから目標もわかり、目標がわかるから手段もわかります。
好きな人と結ばれる目的が明確だからこそ、現実的な具体策を考えることができるのです。