無駄を省くかどうかが大切です。
普通に考えると、無駄なことなら省いたほうがいいと思うでしょう。
たしかに仕事なら、わざわざ不要なことに取り組むのは不毛です。
余計な無駄を省くことも仕事の一環。
無駄な作業、無駄な資料、無駄な会議。
少しでも作業の効率を上げるため、不毛な仕事はどんどん省くことが大切です。
しかし、無駄を省く行為が仕事では有効であっても、恋愛の場合は違います。
仕事と恋愛では、無駄の価値が違います。
恋愛が下手な人は、無駄を省きます。
歩くことに意味を感じないので、車を使おうとする。
つまらない雑談は不毛なので、結論だけ話そうとする。
手紙は役立たないので、プレゼントだけにしようとする。
無駄を省けば、時間・お金・労力を節約できるでしょう。
恋愛がスムーズに進みやすくなると思われがちですが、実際は違います。
歩く時間を省くと、2人でゆっくり景色を楽しむことができなくなります。
雑談は不毛と考え、結論だけ話そうとすると、たわいもない会話ができなくなります。
手紙が無駄を思ってプレゼントだけ贈ると、単なる仕送りになります。
無駄を省くと、恋愛の感動や面白さまで失われ、味気なくなるのです。
無駄を無駄と思わないことです。
本当は、無駄の中にこそ、恋愛の醍醐味があります。
恋愛が上手な人は、無駄を楽しみます。
歩く時間は、無駄と思わず大切にします。
ゆっくり歩いたほうが、2人で景色の感動を楽しめるだけでなく、のんびりした時間も楽しめるでしょう。
雑談も、無駄と思わず大切にします。
どんどん脱線していく話のほうが、プライベートを話しやすくなったり、わくわくした雰囲気を楽しめたりできるでしょう。
プレゼントに添える手紙も、無駄と思わず大切にします。
手間暇はかかってもプレゼントに手紙を添えるから、より心のこもったプレゼントができるようになります。
無駄の中にこそ、恋愛を深めるタネが隠れています。
無駄を楽しむ考え方を持つことが、恋愛上手になるポイントです。