加点主義と減点主義。
組織における人事評価の方法として有名ですが、恋愛でも使われることがあります。
恋愛が下手な人は、減点主義が特徴です。
好きな人ができて、仲良くなる中、相手の悪いところを見つけることがあります。
気が利かない。
言い訳が多い。
話がつまらない。
頭の回転が悪い。
家族と仲が悪い。
恋愛が下手な人は、相手の悪いところを見つける癖があります。
相手を深く知るにつれて悪いところを見つけてしまうため、違和感や抵抗感が強くなります。
減点主義でもよいように思えますが、注意が必要です。
世の中に完璧な人はいません。
どんな人にも悪いところはあります。
減点主義になると、どんな人も減点対象になります。
悪いところを見つけるたびに減点が増えていき、人付き合いに悪影響を及ぼします。
もちろん現実の恋の発展も妨げます。
愛せるのは、理想を完璧に表現したアイドルだけになってしまうのです。
一方、恋愛が上手な人は加点主義です。
恋愛が上手な人は、相手に多少の短所があっても気にしません。
「誰でも短所はあって当然」と考え、寛大に受け止めます。
相手の悪いところより、良いところを見つける習慣があります。
気が利く。
言い訳をしない。
話が面白い。
頭の回転が速い。
家族と仲がいい。
相手を深く知るにつれてどんどん加点が増えて、魅力や可能性を感じるようになる。
その人の素晴らしいところを見るので、人付き合いも上手になり、恋愛にもよい影響を与えるのです。