「同棲解消をしたいが、自分から言い出せない」
そんな悩みは少なくありません。
一緒に暮らしているなら自分で言えるだろうと思いますが、一緒に暮らしているからこそ言えないこともあります。
「怖い」
「恥ずかしい」
「勇気が出ない」
お互いの距離が近すぎて、きっかけがつかめないこともあれば、心理的な抵抗があって言い出せないこともあります。
だからとはいえ、ずるずる同棲解消を先延ばしするのも、2人の将来にとってよくありません。
そんなときに頼りたいのが、第3者です。
第3者といえば、別れ話でこじれたときの仲介役をイメージしますが、同棲解消を自分から言い出せないときも頼りになります。
本来、同棲解消の話は自分で切り出したほうがいいのですが、どうしてもできない場合は他人に頼るしかありません。
ぐずぐず先延ばしするくらいなら、多少誠実さに欠けたとしても、同棲解消に踏み切りたい。
告白するとき、自分の代わりに別の人を頼ることがあるように、同棲解消も、別の人を頼ることもあるでしょう。
困ったときは、自分の代わりに同棲解消の考えを伝えてもらいましょう。
第3者に事情を話してもらうことで、話に客観性が加わるため、相手も冷静に受け止めやすくなるでしょう。
ただし、注意点もあります。
第3者を選ぶなら、次の3つの条件をクリアしていることがポイントです。
見ず知らずの人が急に現れて事情を説明するのは、相手を驚かせます。
第3者に代弁してもらうとはいえ、2人にとって面識のある人であることが条件です。
相手の見方になる人を選べば、同棲解消を引き止められて、かえってこじれることがあります。
第3者に代弁をお願いするなら、自分の味方になってくれる人を選びましょう。
同棲解消の話は、相手から反発されやすい内容です。
同棲相手にとって権威のある人なら、心理的な作用がプラスに働き、話が円滑に進みやすくなるでしょう。
以上の3つの条件が揃っているなら、親でも友人でもかまいません。
できるだけ頼りになる第3者を選び、スムーズな話し合いをお願いしましょう。