罪悪感があって、同棲を解消したくてもしにくい状況があります。
たとえば、相手が失業や病気をしているときです。
相手が最悪の状況のときに同棲解消を切り出すのは、相手を見捨てるように思えます。
前々から「別れたい」「同棲をやめたい」と思っていることもあるでしょう。
相手がトラブルに陥ってから別れや同棲解消を切り出せば「心のない人間」と思われるかもしれない。
逃げるように別れと同棲解消を切り出せば、相手から「鬼」「悪魔」と呼ばれても仕方ありません。
罪悪感があって、自分でもどうしていいかわからなくなります。
なかなか難しい場面ですが、基本的な考え方があります。
罪悪感に悩んだときこそ「後悔しない選択」を基準に考えるのが一番です。
失業や病気のことは一度忘れ、そもそも結婚相手としてふさわしいか考えてみてください。
相手が失業や病気をしていないと仮定したとき、自分はどう考え、どう行動するかです。
交際も同棲も、その先にあるのは結婚です。
失業や病気がなかったとしても、結婚相手として考えられないなら、勇気を持って決断することも必要です。
相手の事情に巻き込まれて、自分の人生まで台無しにしてはもったいない。
結婚相手として考えられないなら、鬼と呼ばれようと悪魔とののしられようと、大きな決断も必要です。
しかし、その一方で、本気で結婚を考えている人なら、やはり協力が必要です。
相手が困っているときこそ、あなたの出番。
温かく応援したり、献身的な看病をしたりなど、将来の結婚相手として、できることを尽くすことが必要です。
相手がどんな状況であっても、協力して、困難に立ち向かわなければなりません。
1つ言えるのは、後悔しない選択をすることです。
どちらを選んでも後悔するなら、より後悔が小さいほうを選びます。
罪悪感のせいで、人生が停滞してはいけない。
相手の人生も大切ですが、自分の人生も大切です。
最終的に決めるのは、自分です。
罪悪感があっても流されないことです。
同棲の本来の目的を思い出し、自分にとって後悔が小さい選択をすることが必要です。