恋人関係は解消して、同棲だけは続ける。
そんなことはあっていいのでしょうか。
別れてしまえば、普通の友人関係です。
別れたまま同棲を続けるなら「シェアハウス」と同じ状態です。
もちろん2人が納得しているなら問題はありません。
元恋人同士であっても、あくまで友人として男女が一緒に暮らすことは十分可能です。
賃貸契約上も問題ありません。
家賃・光熱費・通信費などを折半できるメリットもあり、魅力的ではあります。
ただし、デメリットを覚悟する必要はあるでしょう。
それは「世間から厳しい目で見られやすい」という点です。
誰かと生活環境の話になったとき「元恋人と一緒に暮らしている」と聞けば、どう感じるでしょうか。
元恋人と一緒に暮らしていれば、周りから驚かれるでしょう。
やはり違和感があり、関係を疑ってしまうはずです。
「もう別れている。今は普通の友人関係」と説明しても、素直に納得してもらいにくいでしょう。
表向きは友人関係としていても、客観的に見れば、恋人関係と思われても仕方ありません。
その印象が影響して、新しい恋愛を妨げやすくなります。
新しく恋人ができたとしても、自分の部屋に呼びにくいはずです。
世間的には、男女が一緒に暮らしていれば、結婚を前提とした同棲と考えるのが普通です。
別れることになれば、同棲も解消するのが一般的。
暮らし方は自由ですが、別れた後も同棲を続けるなら、デメリットを覚悟しておくことが必要です。