遠距離片思いの問題の1つは、距離です。
物理的に距離が離れていると「付き合うことができても、うまく続くはずがない」と思いがちです。
もちろんそんなことはないのですが、やはり距離が離れていると、そう思いやすい現実があります。
最初から諦めがちな心理は、遠距離片思いを阻むやっかい存在です。
そこで、できるだけ相手に距離を感じさせない話をして「実は遠くない。意外と近い」と思わせることが大切です。
たとえば、次のような一言を会話に盛り込んでいきましょう。
「電車で特急を使えば、すぐ会える」
「電話をかければすぐ話せるから、距離は関係ないよ」
「電車を使えばすぐ行けるから、意外に近いよね」
「飛行機に乗って一眠りすれば、到着するよ」
「その気になれば、今すぐでも会いに行ける」
こうした話を持ち出すと、実際は遠く離れていても、だんだん近く感じるように思えてくるでしょう。
「意外に近い」「距離なんて関係ない」と思わせる話を積極的にすることです。
遠くにいても近くにいるような感覚になり、だんだん遠距離だということを忘れるでしょう。
たとえそれが錯覚であっても、気持ちが重要です。
気持ちだけでも「近い」と思ってもらえれば、心理的な距離を近づけやすくなります。
「意外に近い」「距離なんて関係ない」と感じるようになれば、親近感も湧きやすくなります。