実際に会うと、遠距離で接したときとは違った印象を受けるかもしれません。
もちろんよい印象ならいいのです。
「遠距離のときは気づかなかったが、実際に会うと、気遣いのできる人だった」
「遠距離のときは優しく感じていたが、実際に会うと、思ったより優しい人だった」
実際に会うからこそわかる魅力もあるでしょう。
以前より印象がよくなれば「会ってよかった」と思い、ますます相手を好きになるはずです。
しかし、実際に会って受ける印象は、よいことばかりとは限りません。
時には、悪い印象を受けることもあるでしょう。
たとえば、遠距離で接したときは優しい印象だったとしても、実際に会うと、冷たい印象に変わるかもしれません。
自分が感じていた優しさは、気遣いではなく、実は単なる口下手だったことに気づき、幻滅することがあります。
「会うべきではなかった」と思うかもしれませんが、それは誤解です。
やはり会ってよかったのです。
会わなければ、ずっと誤解をしたまま、遠距離片思いをしていたでしょう。
貴重な時間を消費していたことになります。
真実や現実は、早く気づいたほうがいい。
「会うべきではなかった」ではなく「早めに気づいてよかった」と考えましょう。
相手に幻滅して、恋が終わってもいいのです。
現実に気づけば、早めに方向転換ができます。