遠距離恋愛で最初にトラブルの原因を作るのは、男女のどちらが多いのでしょうか。
もちろんさまざまな状況があって、一概には言えません。
遠距離恋愛のさまざまな条件によって、状況も変わるはずです。
しかし、細かい条件は無視して、男女の基本的な特徴を軸にして考えた場合、一定の傾向があるのも事実です。
遠距離恋愛で最初にトラブルの原因を作るのは、男性からの場合が多い傾向があります。
なぜ男性からの場合が多いのか。
それは、愛の感じ方に違いがあるためです。
女性の場合、恋愛では「心理的なつながり」を重視する傾向があります。
彼氏ときちんとコミュニケーションをして、気持ちを共有できているか。
「きちんと愛されている」「大事にされている」などの実感があるか。
彼氏と心でつながり、愛されている実感さえあれば、寂しく感じても乗り越えられます。
心理的なつながりを保つことさえできれば、女性は遠距離の彼氏を長く待ち続けることができます。
一方、男性の場合は違います。
男性の場合、恋愛では「肉体的なつながり」を重視する傾向があります。
もちろん心理的なつながりも大切ですが、それ以上に重視しているのが肉体のつながりです。
これは、本能によるものです。
子孫を残すためには、肉体の接触が必要です。
そのため、まず肉体のつながりを求め、愛も肉体を通して実感する傾向があります。
ところが遠距離恋愛になると、物理的な距離のため、肉体的なつながりが実現しにくくなります。
彼女からの連絡で心がつながっている実感はあっても、十分満たされず、ストレスを抱えます。
それが長期間続くと、不満やストレスに耐えきれなくなり、トラブルの原因を作りやすくなるのです。
「遠距離恋愛では、ときどき会いに行くことが大切」といわれています。
会いに行く理由には、こうした事情も絡んでいるのです。