遠距離恋愛中、気をつけたいイベントがあります。
エイプリルフールです。
エイプリルフールとは、4月1日の午前中、罪のない嘘をついても許されるという風習です。
もともと18世紀頃、西欧で始まった風習ですが、大正時代に日本にも伝わって定着しました。
「4月1日」と思う人が多いのですが、厳密には「4月1日の午前中」です。
国によってルールは少し異なりますが「午前中についた嘘は、午後にネタばらしをする」とするのが基本ルールです。
さて、年に一度のエイプリルフール。
「嘘をついてもいい」と公に認められた機会なら、存分に利用したいと思う人もいるでしょう。
もちろん利用するのはいいのですが、嘘の内容には配慮が必要です。
やはり相手をひどく動揺させる嘘は控えたほうがいいでしょう。
「別れよう」「好きな人ができた」「浮気をしてしまった」など、悲しませる嘘は控えたほうが賢明です。
逆に「結婚しよう」「遠距離恋愛が早く終わることになった」などの、喜ばせる嘘も要注意。
どちらの嘘も、相手を動揺させるのは間違いありません。
嘘をつく本人は楽しいかもしれませんが、嘘をつかれた相手はどうでしょうか。
遠距離恋愛では、信頼関係が重要です。
いくら風習とはいえ、罪のない嘘をついたことがきっかけで、その後の信頼関係に影響するかもしれません。
イベントを楽しんだつもりが、結果として恋愛関係をこじらせることになっては笑い事では済みません。
遠距離恋愛は、常に真剣勝負です。
エイプリルフールを利用するなら、相手を傷つける嘘は控え、かわいい嘘にしておくのが賢明です。