相手の仕事が遅くて、いらいらすることはありませんか。
自分の仕事が早く終われば、相手の仕事が終わるまで、しばらく待たされる状況になるでしょう。
「早く仕事を進めたいのに、相手の仕事が遅くていらいらする」
そうかっかしないことです。
いらいらしたところで、精神を消耗したり平常心が乱れたりして、余計に苦しみが増すだけです。
仕事が遅い人は、悪気があるのではありません。
人には、それぞれ「自分のペース」があります。
速い人もいれば、遅い人もいます。
そこに善しあしを持ち込まないことです。
体質や性格にも起因する要素。
誰も悪くないのです。
ここでよくあるのが、相手をせかしてしまう行為です。
「もっと急いでほしい」
「もっとペースを上げてください」
相手をせかしてしまうと、間違いを誘発させてしまいます。
自分の能力を超えるペースでやらせようとすると、かえって相手の仕事の質を下げてしまいます。
結果として、自分も損をしてしまうのです。
自分の仕事が早く終われば、送れている相手の仕事を手伝えばいいのです。
仕事が早く終わるだけでなく、良い人間関係にもつながります。
相手の仕事を手伝う必要がなければ、ほかにやるべき仕事をすればいいでしょう。
別の仕事に取り組めば、相手の仕事が遅くても気にならないはずです。
時間を有効に使う建設的な行動を心がければ、誰と仕事を組んでもスムーズです。