執筆者:水口貴博

スーツを長持ちさせる30のお手入れ

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アイロンでは、硬水を使わないこと。

アイロンでは、硬水を使わないこと。 | スーツを長持ちさせる30のお手入れ

アイロンを使用する際に注意したいのは、硬水です。

硬水はミネラル分が含まれているため、乾燥したとき、ざらざらした白い粉が発生する場合があります。

含まれるミネラル分は微々たる量のため、ほとんど違いはわかりません。

しかし、長期間、繰り返し何度もアイロンをしているうちに、白い粉が次第に目立ち始めることがあります。

余計なミネラル分は、生地に備わる本来の感触を妨げることがあります。

また、アイロンの不具合につながりやすいため、硬水は避けたほうが賢明です。

アイロンを使用する水は、できれば硬水ではなく軟水のほうがいいでしょう。

市販されている軟水を使うか、軟水を作る機械を使ってもかまいません。

スーツを長持ちさせるお手入れ(16)
  • アイロンは、硬水ではなく、軟水を使う。
ジャケットをハンガーに掛けるときにボタンを留めない、3つの理由。

スーツを長持ちさせる30のお手入れ

  1. スーツに愛情を抱くことが、手入れをする第一歩。
  2. 自分の体型に合ったスーツを買うことが、スーツの寿命を長持ちさせる基本。
  3. 木製ハンガーを買う余裕がないときの、優先順位。
  4. 立派な木製ハンガーから、スーツの手入れに対するやる気をもらう。
  5. 思わぬアクシデントで、ワイシャツが汚れたときの対処方法。
  6. スーツを長持ちさせる、3つの便利なアイテム。
    除湿剤・消臭剤・防虫剤。
  7. 除湿剤・消臭剤・防虫剤の設置で、満足していませんか。
  8. 行きつけのクリーニング店では、追加の補修サービスを行っているか。
  9. クリーニング店の選び方が、スーツの寿命を左右する。
  10. 素材に応じて、手入れの度合いも変化させる。
  11. どんなに高価なスーツでも、しわだらけでは不格好。
  12. ジャケットを長持ちさせたければ、ワイシャツは、半袖より長袖。
  13. スーツの膝や肘のてかりを、何とかしたい。
  14. 肘をつく癖が、ジャケットの消耗を早める。
  15. 疲れたスーツを着ると、疲れやすくなる。
  16. アイロンでは、硬水を使わないこと。
  17. ジャケットをハンガーに掛けるときにボタンを留めない、3つの理由。
  18. 本当に太陽の直射日光を避けているか。
  19. なぜ、汗とほこりは、スーツの大敵なのか。
  20. スーツに付いた小さな繊維は、どう取るか。
  21. 忙しくても、これだけは押さえたい3つの手入れとは。
  22. 外回りが多ければ、スラックス2枚持つ方法もある。
  23. 「できない」という意味を、誤解していないか。
  24. ジャケットの胸と脇のポケットは、基本的に飾りと考える。
  25. 体型に合わなくなったスーツは、できれば買い換える。
  26. ベルトを通す穴が痛みやすい人にありがちな、ある状況。
  27. ワイシャツは、消耗品と割りきったほうが楽。
  28. 邪魔と感じても、取り扱い絵表示のタグは切り取らない。
  29. 長期保管していたスーツは、きれいであっても、そのまま着ない。
  30. 気持ちが緩んで、手入れの質が悪くなっていないか。

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