ジャケットを長持ちさせたければ、ワイシャツは、半袖より長袖を選びましょう。
「袖の長さが関係するのか」と思いますが、実は、関係あるのです。
多くの人が見落としがちな、盲点です。
たとえば、半袖のワイシャツにジャケットの組み合わせで考えてみましょう。
別に問題ない組み合わせに思えますが、注意を向けたいのは、腕から先。
腕の半分から先の部分は、ジャケットと直接触れることになります。
直接触れれば、汗や垢が付き、汚れやすくなります。
汚れやすくなれば、それだけクリーニングの頻度も高くなり、消耗も早くなるのです。
クリーニングの頻度は一般的に、3カ月に1回で十分と言われます。
この頻度は、あくまで肌に直接触れないことが前提です。
もし直接肌に触れると、汚れやすさは一気に高まるため、クリーニングの頻度も上がります。
クリーニングは多少なりとも、スーツにダメージを与えますから、頻度を上げると、消耗も激しくなるのです。
ジャケットと肌を直接触れない工夫として、ワイシャツは、できるだけ長袖を選んだほうが賢明です。
暑い夏場では、難しい状況もあるかもしれませんが、できるだけ意識してみてはいかがでしょうか。