執筆者:水口貴博

プレゼン初心者が心がける30の基本

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プレゼンにも、自動車と同じ「若葉マーク」がある。

プレゼンにも、自動車と同じ「若葉マーク」がある。 | プレゼン初心者が心がける30の基本

勇気がないときに、無理に出そうとするのは、根本的な解決になっていません。

本来、プレゼンへの勇気は、自然と身につくものです。

一言で言えば「慣れ」です。

経験をすればするほど、緊張は小さくなります。

しかし、経験を増やすまでが大変なのです。

不慣れな時期は誰にでもあること。

避けては通れません。

慣れないうちに、上手にできれば苦労はしないのです。

では、どうすればいいのでしょうか。

プレゼンに慣れるまでは、初心者であることを宣言すればいいのです。

「プレゼンに慣れていない初心者ですが、よろしくお願いします」

すると、余計なプレッシャーがなくなり、肩の荷が下りて、逆にうまくプレゼンを進めることができます。

これは使えます。

いわば、車の若葉マークと同じです。

自動車の運転でも、初心者マークのついた車に対しては、丁寧で優しい対応を取ってくれます。

プレゼンの場合も同じです。

多少の不手際があっても、初心者であることを考慮して、寛大になってくれるでしょう。

ただし、約束があります。

この言葉を使うのは、あくまで初心者のときのみです。

いつまでも「自分は初心者です」と言い続けるのはよくありません。

プレゼンの経験が増えて慣れてくれば、この発言からは卒業しましょう。

あくまで、初心者が一定の経験数を得るまで使用が許される「若葉マーク」として、活用しましょう。

プレゼン初心者が心がける基本(8)
  • 一定の経験数を得るまでは、初心者であることを宣言して、寛大になってもらう。
相手の表情が硬い?もしや、自分のことではありませんか。

プレゼン初心者が心がける30の基本

  1. プレゼン・技能は、自転車に乗るのと同じだ。
    大事なのは、才能ではなく、努力と練習の積み重ね。
  2. プレゼンの流れは、聞くより見るほうが早い。
  3. 発表者が資料作成すれば、自然とうまくプレゼンができるようになる。
  4. 緊張を避けたければ、1番目を狙え。
  5. 身ぶり手ぶりは、実は貧乏ゆすりと同じ?
  6. 聞く気のある人に向けて、メッセージを発信する。
  7. 質疑応答は、最後にまとめるほうがいい。
  8. プレゼンにも、自動車と同じ「若葉マーク」がある。
  9. 相手の表情が硬い?もしや、自分のことではありませんか。
  10. 人間は緊張すると、自然と早口になりやすい。
  11. プレゼンでの小さな声は、悪い評価につながりやすい。
  12. 緊張の中では、事前に意識したことさえ忘れてしまう。
  13. 人数分ちょうどの資料を用意してはいけない。
  14. 突然増えるかもしれない参加者のために、余分に用意したい資料の目安。
  15. 「曖昧な表現」も「言い切る表現」も使いにくいときの便利な一言。
  16. 発表者だけが資料を確認しているかぎり、汚点は発見できない。
  17. 資料の棒読みは避けるとはいえ、なかなか難しい。
    棒読みを避ける方法とは。
  18. 現状の問題点を提起してから新商品の説明を始めると、聞き手は興味を示し始める。
  19. 発表者は、ネクタイが曲がっていないか本番前に要チェック。
  20. 1分以上、立て続けに話し続けないこと。
  21. 1セクション5分を心がければ、自然とリズム感が出てくる。
  22. プレゼンで速攻性のある緊張対策。
  23. 新人だからとはいえ、おどおど説明するのは逆に失礼。
    壇上に上がれば、先輩も後輩も関係ない。
  24. プレゼンは芝居だ。
    役者になって演じよう。
  25. あらかじめ下見をして、事前チェックを怠らない。
  26. プレゼンにまとめを作って、後味をよくする。
  27. 質疑応答で、答えられない質問が飛んできた。
    さあ、どうするか。
  28. 居眠りをし始める人が目立ってきたら、一度休憩を入れたほうがいい。
  29. 居眠りが悪とは限らない。
    参加者からのクレームとして受け止める。
  30. 何度も入念にリハーサルをしてこそ、プレゼンはうまくいく。

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