執筆者:水口貴博

プレゼン初心者が心がける30の基本

3

発表者が資料作成すれば、自然とうまくプレゼンができるようになる。

発表者が資料作成すれば、自然とうまくプレゼンができるようになる。 | プレゼン初心者が心がける30の基本

プレゼンをスムーズに進めるため、まず心がけたい基本があります。

単純です。

発表で使う資料は、必ず発表者が作成することです。

プレゼンにおける基本事項の1つです。

プレゼンでは「発表者」と「作成者」を分ける場合があります。

発表者は話し方や進め方に集中できるようになり、作成者はデータの収集や図やグラフの作成に集中できるようになります。

効率がいいように思えますが、あまりよくありません。

他人の作った資料を使うと、どことなく説明が棒読みになりがちで、熱意に欠けてしまいやすいのです。

また、質疑応答での質問にも答えられにくくなります。

資料に書かれていることについて尋ねられても、作成したのは自分ではないため、堂々と答えにくいのです。

規模の大きなプレゼンのため資料も多くなるなら、最初から発表者を2人に分けることをおすすめします。

たとえば、100ページの資料なら、前半50ページをAさんが担当して、後半の50ページをBさんが担当します。

それぞれの担当部分を、各担当者が作成し、発表するのです。

自分が作成した資料の説明は、自然と堂々とした内容で説明ができるようになります。

質疑応答で資料の一部記載やデータについて質問が飛んできても、答えられやすくなるのです。

プレゼン初心者が心がける基本(3)
  • 使う資料は、発表者が作成する。
緊張を避けたければ、1番目を狙え。

プレゼン初心者が心がける30の基本

  1. プレゼン・技能は、自転車に乗るのと同じだ。
    大事なのは、才能ではなく、努力と練習の積み重ね。
  2. プレゼンの流れは、聞くより見るほうが早い。
  3. 発表者が資料作成すれば、自然とうまくプレゼンができるようになる。
  4. 緊張を避けたければ、1番目を狙え。
  5. 身ぶり手ぶりは、実は貧乏ゆすりと同じ?
  6. 聞く気のある人に向けて、メッセージを発信する。
  7. 質疑応答は、最後にまとめるほうがいい。
  8. プレゼンにも、自動車と同じ「若葉マーク」がある。
  9. 相手の表情が硬い?もしや、自分のことではありませんか。
  10. 人間は緊張すると、自然と早口になりやすい。
  11. プレゼンでの小さな声は、悪い評価につながりやすい。
  12. 緊張の中では、事前に意識したことさえ忘れてしまう。
  13. 人数分ちょうどの資料を用意してはいけない。
  14. 突然増えるかもしれない参加者のために、余分に用意したい資料の目安。
  15. 「曖昧な表現」も「言い切る表現」も使いにくいときの便利な一言。
  16. 発表者だけが資料を確認しているかぎり、汚点は発見できない。
  17. 資料の棒読みは避けるとはいえ、なかなか難しい。
    棒読みを避ける方法とは。
  18. 現状の問題点を提起してから新商品の説明を始めると、聞き手は興味を示し始める。
  19. 発表者は、ネクタイが曲がっていないか本番前に要チェック。
  20. 1分以上、立て続けに話し続けないこと。
  21. 1セクション5分を心がければ、自然とリズム感が出てくる。
  22. プレゼンで速攻性のある緊張対策。
  23. 新人だからとはいえ、おどおど説明するのは逆に失礼。
    壇上に上がれば、先輩も後輩も関係ない。
  24. プレゼンは芝居だ。
    役者になって演じよう。
  25. あらかじめ下見をして、事前チェックを怠らない。
  26. プレゼンにまとめを作って、後味をよくする。
  27. 質疑応答で、答えられない質問が飛んできた。
    さあ、どうするか。
  28. 居眠りをし始める人が目立ってきたら、一度休憩を入れたほうがいい。
  29. 居眠りが悪とは限らない。
    参加者からのクレームとして受け止める。
  30. 何度も入念にリハーサルをしてこそ、プレゼンはうまくいく。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION