執筆者:水口貴博

プレゼン初心者が心がける30の基本

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1セクション5分を心がければ、自然とリズム感が出てくる。

1セクション5分を心がければ、自然とリズム感が出てくる。 | プレゼン初心者が心がける30の基本

プレゼンでは、リズムが大切です。

発表内容には、挨拶・問題提起・商品概要・機能特徴・まとめなど、各セクションがあるはずです。

問題なのは「1セクションの長さ」です。

1セクションが長くなりすぎていませんか。

プレゼンでは、リズムが大切です。

長時間にわたる説明を、最後まで飽きずに聞いてもらうためには、リズムのよさが大切です。

1つのセクションがだらだら長いと、聞き手の興味関心は失われ、居眠りをされてしまうでしょう。

目安として、1セクションの長さは「5分」。

長くても「10分」が限界です。

もし、1セクションが10分を越えるようなら、2セクションに分けてください。

小分けにするのです。

話す内容は同じでも、小分けにするだけで、リズムがよくなります。

たったこれだけのことなのです。

リズムをつけるというのは難しいことのように思えますが、実は簡単です。

時間でいえば、5分前後を目安にするだけでいい。

次々と展開していく話に、聞き手は一定の興味を保ちながら聞き続けることができるようになります。

私の場合、HAPPY LIFESTYLEでは話を小分けにするよう心がけています。

1つの話を1セクションに全部詰め込むのではなく、30セクションに分けるようにしています。

1つの話は、5分以内に終わるように心がけています。

もしこれを1セクションすべてに詰め込んでしまうとどうでしょうか。

「長いなあ」「読みにくいな」という印象を与えてしまい、読者は離れてしまうでしょう。

書いている内容もさることながら、大切なのはリズムです。

プレゼン初心者が心がける基本(21)
  • 1セクションの量は、時間にして5分前後を目安にする。
プレゼンで速攻性のある緊張対策。

プレゼン初心者が心がける30の基本

  1. プレゼン・技能は、自転車に乗るのと同じだ。
    大事なのは、才能ではなく、努力と練習の積み重ね。
  2. プレゼンの流れは、聞くより見るほうが早い。
  3. 発表者が資料作成すれば、自然とうまくプレゼンができるようになる。
  4. 緊張を避けたければ、1番目を狙え。
  5. 身ぶり手ぶりは、実は貧乏ゆすりと同じ?
  6. 聞く気のある人に向けて、メッセージを発信する。
  7. 質疑応答は、最後にまとめるほうがいい。
  8. プレゼンにも、自動車と同じ「若葉マーク」がある。
  9. 相手の表情が硬い?もしや、自分のことではありませんか。
  10. 人間は緊張すると、自然と早口になりやすい。
  11. プレゼンでの小さな声は、悪い評価につながりやすい。
  12. 緊張の中では、事前に意識したことさえ忘れてしまう。
  13. 人数分ちょうどの資料を用意してはいけない。
  14. 突然増えるかもしれない参加者のために、余分に用意したい資料の目安。
  15. 「曖昧な表現」も「言い切る表現」も使いにくいときの便利な一言。
  16. 発表者だけが資料を確認しているかぎり、汚点は発見できない。
  17. 資料の棒読みは避けるとはいえ、なかなか難しい。
    棒読みを避ける方法とは。
  18. 現状の問題点を提起してから新商品の説明を始めると、聞き手は興味を示し始める。
  19. 発表者は、ネクタイが曲がっていないか本番前に要チェック。
  20. 1分以上、立て続けに話し続けないこと。
  21. 1セクション5分を心がければ、自然とリズム感が出てくる。
  22. プレゼンで速攻性のある緊張対策。
  23. 新人だからとはいえ、おどおど説明するのは逆に失礼。
    壇上に上がれば、先輩も後輩も関係ない。
  24. プレゼンは芝居だ。
    役者になって演じよう。
  25. あらかじめ下見をして、事前チェックを怠らない。
  26. プレゼンにまとめを作って、後味をよくする。
  27. 質疑応答で、答えられない質問が飛んできた。
    さあ、どうするか。
  28. 居眠りをし始める人が目立ってきたら、一度休憩を入れたほうがいい。
  29. 居眠りが悪とは限らない。
    参加者からのクレームとして受け止める。
  30. 何度も入念にリハーサルをしてこそ、プレゼンはうまくいく。

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