執筆者:水口貴博

プレゼン初心者が心がける30の基本

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身ぶり手ぶりは、実は貧乏ゆすりと同じ?

身ぶり手ぶりは、実は貧乏ゆすりと同じ? | プレゼン初心者が心がける30の基本

プレゼンでは、身ぶり手ぶりを入れて、発表しましょう。

言葉だけでの説明では抽象的ですから、両手を使えば、話の具体性は増します。

聞き手はわかりやすいと感じるに違いありません。

しかし、身ぶり手ぶりの意味とは、それだけではないのです。

聞き手のためだけではない。

身ぶり手ぶりは、自分のためにもなります。

次回、大勢の前で話す機会があれば、ぜひ身ぶり手ぶりを取り入れてみましょう。

身ぶり手ぶりをすればするほど、なぜか気持ちが落ち着く効果に気づくはずです。

緊張がほぐれ、いらいらが静まっていく。

適度に体を動かすことは、気持ちの安定をもたらす効果があります。

見方を変えれば、貧乏ゆすりと同じです。

いらいらしているときに貧乏ゆすりをすると、自然とリラックスしませんか。

体の一部を動かすことで、緊張やいらいらなど、感情の起伏を落ち着かせる効果があります。

散歩をすれば、気持ちが落ち着くというのも同じです。

体を動かすことで、ストレスを発散させ、気持ちを静める効果があるのです。

もちろん発表の途中で貧乏ゆすりや散歩をするわけにはいきません。

その代わりになるのが、ジェスチャーというわけです。

ジェスチャーのいいところは、貧乏ゆすりには見えないことです。

むしろ、プレゼンに慣れているような印象を与え、高評価につながります。

身ぶり手ぶりを取り入れることで、聞き手や自分の心理面を操作できるのです。

プレゼン初心者が心がける基本(5)
  • プレゼンのときは、身ぶり手ぶりを入れながら説明する。
聞く気のある人に向けて、メッセージを発信する。

プレゼン初心者が心がける30の基本

  1. プレゼン・技能は、自転車に乗るのと同じだ。
    大事なのは、才能ではなく、努力と練習の積み重ね。
  2. プレゼンの流れは、聞くより見るほうが早い。
  3. 発表者が資料作成すれば、自然とうまくプレゼンができるようになる。
  4. 緊張を避けたければ、1番目を狙え。
  5. 身ぶり手ぶりは、実は貧乏ゆすりと同じ?
  6. 聞く気のある人に向けて、メッセージを発信する。
  7. 質疑応答は、最後にまとめるほうがいい。
  8. プレゼンにも、自動車と同じ「若葉マーク」がある。
  9. 相手の表情が硬い?もしや、自分のことではありませんか。
  10. 人間は緊張すると、自然と早口になりやすい。
  11. プレゼンでの小さな声は、悪い評価につながりやすい。
  12. 緊張の中では、事前に意識したことさえ忘れてしまう。
  13. 人数分ちょうどの資料を用意してはいけない。
  14. 突然増えるかもしれない参加者のために、余分に用意したい資料の目安。
  15. 「曖昧な表現」も「言い切る表現」も使いにくいときの便利な一言。
  16. 発表者だけが資料を確認しているかぎり、汚点は発見できない。
  17. 資料の棒読みは避けるとはいえ、なかなか難しい。
    棒読みを避ける方法とは。
  18. 現状の問題点を提起してから新商品の説明を始めると、聞き手は興味を示し始める。
  19. 発表者は、ネクタイが曲がっていないか本番前に要チェック。
  20. 1分以上、立て続けに話し続けないこと。
  21. 1セクション5分を心がければ、自然とリズム感が出てくる。
  22. プレゼンで速攻性のある緊張対策。
  23. 新人だからとはいえ、おどおど説明するのは逆に失礼。
    壇上に上がれば、先輩も後輩も関係ない。
  24. プレゼンは芝居だ。
    役者になって演じよう。
  25. あらかじめ下見をして、事前チェックを怠らない。
  26. プレゼンにまとめを作って、後味をよくする。
  27. 質疑応答で、答えられない質問が飛んできた。
    さあ、どうするか。
  28. 居眠りをし始める人が目立ってきたら、一度休憩を入れたほうがいい。
  29. 居眠りが悪とは限らない。
    参加者からのクレームとして受け止める。
  30. 何度も入念にリハーサルをしてこそ、プレゼンはうまくいく。

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