執筆者:水口貴博

クリエイティブな人になる30の方法

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100の知識より、1の経験。

100の知識より、1の経験。 | クリエイティブな人になる30の方法

クリエイティブな人になるためには、2つの要素が大切です。

「知識」と「経験」です。

知識も経験も、クリエイティブの土台です。

知識や経験がたくさんあることは、それだけ頭の中に広い世界が広がっていること。

独創的になるためには、元になるネタが必要です。

たくさんの知識・経験を得ているからこそ、頭の中の世界が広がります。

思考・想像・発想の幅が広がるにつれて、さまざまな可能性を模索できるようになり、独創性が高まるのです。

さて、知識と経験のどちらも大切な要素ですが、クリエイティブな力を高めるなら、明確な優先順位があります。

クリエイティブな人になるなら、知識より経験を重視するのが得策です。

知識は、あくまで点にすぎません。

知っているだけでは、十分に理解したことにはなりません。

浅い理解であり、体を通した深い理解が伴っていません。

知識だけでは頭でっかちになります。

そこで大切なのが、経験です。

座学による知識は浅い理解しかできませんが、実際に体を通して得たことは深く理解できます。

実際に五感を通して経験したことだからこそ、しっかり吸収でき、身につきます。

言葉による説明がなくても、一度でも経験をすれば、直感的にそれを理解できるでしょう。

知識だけでなく経験が伴ってこそ、クリエイティブな仕事に役立ちます。

実際に経験して、初めてわかることがあります。

感覚・雰囲気・手応えは、実際に経験するからわかること。

たとえば、乗馬です。

乗馬とはどんなものなのか、知識だけで理解するのは難しいでしょう。

実際に乗馬を経験してこそ、体を通してしっかり理解できます。

陶芸も同じです。

陶芸について理解するのは、本を読んだり話を聞いたりするだけでは限界があるでしょう。

実際に陶芸を経験してみてこそ、体を通して楽しさや面白さを理解できます。

アイデア発想や創作活動では、経験が多ければ多いほど有利です。

知識も大切ですが、それ以上に経験を大切にしてください。

実際に見たり、聞いたり、試みたりしてみます。

知識はすぐ忘れますが、経験は忘れにくい。

とりわけ印象的な経験は、一生忘れることはありません。

経験できる機会があれば、お金を払ってでも経験するようにしたい。

知識と経験で迷う場面があれば、経験を選んだほうがいいでしょう。

たくさんの知識を学ぶのもいいですが、一度経験したほうがよく理解できます。

100の知識より、1の経験なのです。

クリエイティブな人になる方法(22)
  • 知識より経験を大切にする。
クリエイティブは、フットワークが命。
ぱっとひらめいたら、さっと試そう。

クリエイティブな人になる30の方法

  1. 芸術とは、自己表現の手段。
    作品とは、もう1人の自分。
  2. クリエイティブな力は、身につけるものではなく、引き出すもの。
  3. 自然体を意識すると、クリエイティブな力が引き出される。
  4. 「クリエイティブな人になる」と決意をしよう。
  5. 同じパターンの繰り返しばかりでは、クリエイティブな人になれない。
  6. 批判の声に強くなることで、クリエイティブな力を高めていける。
  7. 量は質に転化する。
  8. 質を高めるには、量が必要。
    量をこなすには、スピードが必要。
  9. 1つの価値観にこだわらない。
    さまざまな価値観を受け入れる。
  10. 理屈より感性を大切にすることで、クリエイティブな力が高まる。
  11. クリエイティブで大切なのは、観察力より洞察力。
  12. 観察力と洞察力の違いとは。
  13. 集中力なくして、クリエイティブな仕事はできない。
  14. 一流作品に触れることで、創作意欲が刺激される。
  15. 失敗を避ける姿勢があると、クリエイティブな力を鍛えられない。
  16. 意見は変えていい。
    クリエイティブは、意見を変えながら高めていくもの。
  17. クリエイティブな人は、子どもっぽいところがある。
  18. 個性は、殺すものではなく、生かすもの。
    個性を生かせば、クリエイティブな才能が開花する。
  19. みんなと同じことをしていては、クリエイティブになれない。
  20. 批判や悪口は、クリエイティブな力を低下させる。
  21. 褒める習慣を持つと、クリエイティブなセンスが研ぎ澄まされる。
  22. 100の知識より、1の経験。
  23. クリエイティブは、フットワークが命。
    ぱっとひらめいたら、さっと試そう。
  24. 問題を芸術に生かす発想も、クリエイティブの1つ。
  25. インスピレーションは、いつ浮かぶかわからない。
    あらゆる場所を仕事場にしよう。
  26. 数字に強くなくても、クリエイティブな人になれる。
  27. 問題を解く側ではなく、作る側になる。
  28. クリエイティブだから、夢を持つのではない。
    夢を持つから、クリエイティブになれる。
  29. 駄作でも凡作でもいいから、恥をさらす覚悟で発表する。
  30. 現状に満足しない。
    向上意識を持って、さらなる高みを目指していく。

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