執筆者:水口貴博

プレゼン初心者が心がける30の基本

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あらかじめ下見をして、事前チェックを怠らない。

あらかじめ下見をして、事前チェックを怠らない。 | プレゼン初心者が心がける30の基本

「下見」という言葉を軽く考えている人がいます。

下見は、重要です。

お金もかからず、さほど時間もかからないのですから、絶対にすべきです。

あなたのプレゼンは、どこで行いますか。

慣れた部屋で行うならいいですが、大勢が集まる場所になると、大きな部屋で発表することになるでしょう。

普段、なかなか使わないような大会議室かもしれません。

そうしたとき、やはり場所の下見は必要です。

ただでさえ緊張しているわけですから、慣れない雰囲気に飲み込まれないよう、先に雰囲気を確認しておくのです。

一度でも確認ができれば「あの場所で行うのだな」とイメージができるようになり、安心感につながります。

部屋の広さや雰囲気、窓の位置、スクリーンの位置などを確認します。

参加人数分のいすと机があるかどうかもチェックです。

参加者分の資料は用意できたが、肝心のいすと机が足りなかった、という失敗はよくあります。

特に忘れがちなのは「電源の確保」です。

ほとんどの場合、プレゼンでは大きなスクリーンに映し出すプロジェクターやパソコンなどを使うのではないでしょうか。

あらかじめ下見をして、どこにコンセントがあるのか確認です。

さて、コンセントがあっただけでは安心できません。

次の確認は、電源ケーブルの長さが足りるかどうかです。

ケーブルの長さが足りないなら、延長ケーブルを用意する必要がありますね。

もしくは長さが足りるように、スクリーンの配置を変更する必要があります。

そうしたことを、本番中いきなりやるのは無理があります。

だからこそ、下見は重要なのです。

プレゼン初心者が心がける基本(25)
  • あらかじめ下見をして、雰囲気と電源の確認をしておく。
プレゼンにまとめを作って、後味をよくする。

プレゼン初心者が心がける30の基本

  1. プレゼン・技能は、自転車に乗るのと同じだ。
    大事なのは、才能ではなく、努力と練習の積み重ね。
  2. プレゼンの流れは、聞くより見るほうが早い。
  3. 発表者が資料作成すれば、自然とうまくプレゼンができるようになる。
  4. 緊張を避けたければ、1番目を狙え。
  5. 身ぶり手ぶりは、実は貧乏ゆすりと同じ?
  6. 聞く気のある人に向けて、メッセージを発信する。
  7. 質疑応答は、最後にまとめるほうがいい。
  8. プレゼンにも、自動車と同じ「若葉マーク」がある。
  9. 相手の表情が硬い?もしや、自分のことではありませんか。
  10. 人間は緊張すると、自然と早口になりやすい。
  11. プレゼンでの小さな声は、悪い評価につながりやすい。
  12. 緊張の中では、事前に意識したことさえ忘れてしまう。
  13. 人数分ちょうどの資料を用意してはいけない。
  14. 突然増えるかもしれない参加者のために、余分に用意したい資料の目安。
  15. 「曖昧な表現」も「言い切る表現」も使いにくいときの便利な一言。
  16. 発表者だけが資料を確認しているかぎり、汚点は発見できない。
  17. 資料の棒読みは避けるとはいえ、なかなか難しい。
    棒読みを避ける方法とは。
  18. 現状の問題点を提起してから新商品の説明を始めると、聞き手は興味を示し始める。
  19. 発表者は、ネクタイが曲がっていないか本番前に要チェック。
  20. 1分以上、立て続けに話し続けないこと。
  21. 1セクション5分を心がければ、自然とリズム感が出てくる。
  22. プレゼンで速攻性のある緊張対策。
  23. 新人だからとはいえ、おどおど説明するのは逆に失礼。
    壇上に上がれば、先輩も後輩も関係ない。
  24. プレゼンは芝居だ。
    役者になって演じよう。
  25. あらかじめ下見をして、事前チェックを怠らない。
  26. プレゼンにまとめを作って、後味をよくする。
  27. 質疑応答で、答えられない質問が飛んできた。
    さあ、どうするか。
  28. 居眠りをし始める人が目立ってきたら、一度休憩を入れたほうがいい。
  29. 居眠りが悪とは限らない。
    参加者からのクレームとして受け止める。
  30. 何度も入念にリハーサルをしてこそ、プレゼンはうまくいく。

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