執筆者:水口貴博

子連れ旅行で家族の絆を深める30の方法

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子どもにとって飛行機の窓から見える光景は、もはや勉強だ。

子どもにとって飛行機の窓から見える光景は、もはや勉強だ。 | 子連れ旅行で家族の絆を深める30の方法

幼いころ、家族旅行で初めて飛行機に乗って窓の外を見たとき、はっと驚きました。

何に驚いたのかというと、珍しい光景です。

飛行機の窓から見る景色は、普段の生活では絶対に見られない光景です。

雲の下を見ることはあっても、雲の上を見ることは少ないことでしょう。

普段の生活で一番高いところに上がるとはいえ、せいぜい山の頂上までです。

飛行機の上からの光景は、絶景です。

地上では「大きいなあ」と思っていたはずのものが、すべて「小さいなあ」と思うのです。

感じたのは、そうした不思議な光景だけではありません。

自分が神様になったかのような不思議な感覚にも、はっとしたのです。

飛行機の上からは、天から地上を見下ろせます。

疑似的ですが、本当に神様になって天から地上を見下ろしているような気分を味わえます。

妙なフィーリングです。

不思議な感動です。

飛行機からの光景を、教科書やテレビで見ることはありました。

しかし「写真で見る感動」と「本物を実際に見る感動」は、同じ光景でも、全然違うのです。

旅行先では数多くの観光地がありますが、飛行機の窓から見える外の景色も、ぜひ見せてあげてほしい光景の1つです。

移動手段で飛行機を利用する場合、高額の航空チケットは、珍しい娯楽施設への入場料と考えましょう。

普段の生活では、絶対見られない光景が見られる乗り物です。

子どもと一緒に飛行機に乗るときは「窓際に子ども、通路側は親」の配置なら、トイレなどでも気を使うことはないはずです。

子連れ旅行で家族の絆を深める方法(26)
  • 飛行機内では、子どもを窓際に座らせる。
子連れ旅行では、何でも妻に任せきりにしないこと。

子連れ旅行で家族の絆を深める30の方法

  1. 「もう少し成長してから」と思っていると、逆に思い出を作るタイミングを逃してしまう。
  2. 子連れ旅行を始める時期の目安は、3歳前後。
  3. 子連れ旅行で一番大切なことは、大人目線ではなく、子ども目線で考えること。
  4. 子どもとの旅行コースは、観光より娯楽施設を中心に。
  5. あらゆる乗り物の中で、自家用車ほど融通の利く交通手段はない。
  6. 「子連れ旅行の練習」は、車を使って10分で行けるところから始める。
  7. 子どもにとってパッケージツアーを、どう感じるか。
  8. そもそも「子連れ旅行」の目的は何だろう。
  9. タクシーを貸し切ったほうが安上がりの場合がある。
  10. 子どもが絶対に嫌がらない魔法の料理とは。
  11. 初めての土地でも、子どもが楽しめる場所を簡単に探し出す方法。
  12. 子どもは親と手をつなぐと、知らない場所でも怖くなくなる。
  13. 平日の旅行なら、通勤ラッシュに気をつけろ。
  14. 旅行の食費を少しでも抑えるために、食事を済ませてから出かける。
  15. 小腹対策にお菓子は不適切。
    お菓子の代わりになる、ある食べ物とは。
  16. パッケージツアーは、時間の短いものから慣れていこう。
  17. 子連れ旅行によって、子どもの目は、内から外へと向けられていく。
  18. 家族で旅行をするとき、ゲーム機の持参はよくない。
  19. 雨が降ったら気持ちいいと考える。
    雨の日を悪者扱いしない。
  20. 迷子のための連絡先は、持ち物ではなく、身につけているものに書いておく。
  21. 外で遊んでいると、つい忘れがちな日焼け対策。
  22. 高級ホテルが、必ずしも子どもにとって適切な宿泊施設とは限らない。
  23. 信頼できる情報源は、実は身近なところにあった。
  24. はしゃいでいい場所、いけない場所は、親がきちんと区別をする。
  25. 「旅行中止」という重大な決断が、逆に親への信頼感を深める。
  26. 子どもにとって飛行機の窓から見える光景は、もはや勉強だ。
  27. 子連れ旅行では、何でも妻に任せきりにしないこと。
  28. 泣き出した子どもを泣きやませようとして、陥りやすい悪循環。
  29. 旅先で泣き出した子どもを泣きやませる2つの方法。
  30. 子連れであることに引け目を感じる必要はない。
    子連れだからこそ得られる特権を利用せよ。

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