ペットを飼うのは、多少なりとも負担がかかります。
世話をする時間もかかりますし、ペットの餌代など経済的な負担も必要です。
本来は、かわいいペットを愛してやまない人が飼っているはずですから、世話をする時間も楽しみと感じているはず。
かわいい子のためならと思い、経済的な負担もいとわない人が多いことでしょう。
しかし、その一方で、少しでも負担が小さければ、嬉しいと感じる人もいるはずです。
いらずらばかりのペットより、行儀のいいペットを好む人も多いのではないでしょうか。
ところで、オスとメスとで飼いやすさに違いが生じることをご存じですか。
ペットだから同じだろうと思われがちです。
もちろん生き物としての基本的な性格や行動に大きな差はありませんが、小さな差ならあります。
一般的に「メスのほうが飼いやすい」といわれています。
これは猫のみならず、犬でも同じです。
まず一番の違いは「マーキング行為の違い」です。
犬にも猫にも、尿などで自分の縄張りを示すマーキング行為が存在します。
これは基本的にオスのほうが頻繁です。
メスでも行われますが、オスに比べればはるかに少ない。
よって、メスのほうが飼い主の手間も少なくなります。
第2は「性格の違い」です。
あくまで傾向ですが、オスは活発に運動する反面、メスはおとなしい傾向があります。
穏やかで落ち着いているので、メスのほうが飼い主も飼いやすくなります。
第3の「餌の量の違い」です。
オスは活発で活動的なので消費カロリーも多いですが、メスは比較的おとなしいため、必要なカロリーもオスほどではありません。
メスのほうが、餌の量が若干少なくて済みます。
その結果、経済的な負担もわずかに軽くなるはずです。
このように世話の手間や経済的負担などから考えると、メスのほうが飼いやすいと言えるのです。