執筆者:水口貴博

決断力を高める30の方法

22

一番いけないのが、何もしない人。

一番いけないのが、何もしない人。 | 決断力を高める30の方法

人間が決断するときに、3種類の人間がいます。

  1. 決断の早い人
  1. 決断の遅い人
  1. 決断も何もしない人

この中の理想は、もちろん「決断の早い人」です。

次によいのが「決断の遅い人」です。

決断の早い人は「1、2、3」と前に進んでいけます。

決断の遅い人でも「1…、2…、3…」と進みます。

進む速さは遅いですが、ゆっくり前に進むことができています。

最後に、もう1つのパターンがいます。

「決断も何もしない人」です。

これが最もよくないパターンです。

何もしないと、本当に何も起きないのです。

いいことも悪いことも、ありません。

ただ時間が過ぎていくばかりで、日常に変化がありません。

ただ仕方なく生まれてしまい、なんとなく生きるだけでは、生きていることに喜びを見い出すことができません。

何もしないことほど、もったいないことはありません。

学校の新学期の授業で、最初に先生が名前を覚えるのは、最初に手をあげた生徒だと言います。

積極的に手を挙げる生徒は、回答する機会がある分、印象に強く残ります。

その反対に、一番印象に残らない生徒は、手を挙げない生徒だと言われます。

手も上げない、何も発言しない、だから正解することも間違うこともない。

こうした生徒ほど、存在感の薄い生徒はないのです。

人生も同じです。

何もしない人には、神様にすら印象が薄く、誰なのか忘れ去られます。

神様が一番見てくれるのは、どんどん決断をして、積極的になっている人です。

大いに間違い、大いに笑い、楽しみ、悲しみ、いろいろあるけれど、頑張って行動している人。

神様は、こうした積極的な人を見逃しはしません。

見逃すどころか、一生懸命頑張っていることに心を打たれ、助けてくれるようにさえなります。

だから積極的に行動している人は、運がいいのです。

何もしない人は存在感が薄いため、神様に気づかれることもなく、助けられることもなく、その名のとおり何も起きないのです。

決断力を高める方法(22)
  • 何もしないという生き方だけは、やめる。
決めたことを、後からくよくよしない。

決断力を高める30の方法

  1. 人生は、決断の連続だ。
  2. とにかく、自分のことは自分で決める。
  3. 正しい選択ができるように、見栄やプライドは捨てよう。
  4. 夢がある人には、決断力がある。
  5. 「告白」は、忘れられない決断となる。
  6. 決断ができる人は、どんなチャンスも生かすことができる。
  7. 自分が決めたことなら、悔やむことはない。
  8. せっかくの人からのアドバイスを「でも」と言い返さないこと。
  9. 決断しても、後から微調整すればいい。
  10. どうしても決められなければ、消去法を使えばいい。
  11. 飽きてしまうことを、人間的成長と考える。
  12. 遠慮をしないようにすれば、決断ができるようになる。
  13. 「わからない」ときは「わからない」という決断もあり。
  14. 自分がした決断は、自分が責任を取る。
  15. 考えすぎると、決められなくなる。
  16. 心の関係は、気持ちを第一に考える。
  17. 他人に決められると、決断できても、行動できなくなる。
  18. 短所ばかりを気にしていると、いつまで経っても決断できない。
  19. わからなければ、試しにやってみる。
  20. 間違えにいくと考えれば、決断ができる。
  21. メリットとデメリットを紙に書くと、決断がスムーズにできる。
  22. 一番いけないのが、何もしない人。
  23. 決めたことを、後からくよくよしない。
  24. より良い決断ができるために、たくさん勉強しよう。
  25. 自分の好き嫌いを基準にして、決める。
  26. うまい話には、裏がある。
  27. 逃げることも、大切な決断となる。
  28. 多数決の意見が、必ずしも正しいとは限らない。
  29. 「数字」で決めるのではなく「印象」で決める。
  30. 小さく嫌われる人が、大きく好かれる人になる。

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