執筆者:水口貴博

挫折を乗り越える30の方法

  • 「挫折」と書いて
    「栄光」と読む。
挫折を乗り越える30の方法

「挫折」と書いて「栄光」と読む。

あなたは今まで何回挫折を経験しましたか。
5回でしょうか。
10回でしょうか。

「挫折」と書いて「栄光」と読む。

人生は、山があり、谷があるから、面白い。

人生の面白さは、なんといっても山と谷です。
あるときは調子よく進み、あるときは何をやってもうまくいかない。
こんな山あり谷ありの人生は、響きこそ大変そうですが、これが人生の一番面白いところです。

人生は、山があり、谷があるから、面白い。

つらい経験をたくさんすることは、精神的に強くなっていくということ。

つらい環境の中にいるときは、自分を強くしている時期と考えることです。
つらい経験をしているときは、自分の精神的な免疫力を高める絶好の機会なのだと気づくのです。
思うようにいかなくて泣きそうなときにこそ「これは精神的に強くなるチャンス」と思い、その経験を存分に味わいましょう。

つらい経験をたくさんすることは、精神的に強くなっていくということ。

勉強するより、まず目的を持とう。
目的があるから、勉強ができるようになる。

目的は、人生において大切なことです。
目的はいわば「的」です。
弓で的を狙うときでも、的すらなければどこを狙っていいのかがわかりません。

勉強するより、まず目的を持とう。目的があるから、勉強ができるようになる。

今からでも遅くない。
何でも挑戦してみよう。

「今さらやっても、もう遅すぎる……」
ときどき、こんなマイナス思考を持った人を見かけて残念に思うことがあります。
遅すぎるから、ダメということはありません。

今からでも遅くない。何でも挑戦してみよう。

最初の1歩さえ踏み出せば、後は勝手に体が動く。

行動するときに一番大変なのは、なんといっても「最初の1歩」です。
この最初の1歩ほど、重たい1歩はありません。
行動するときには、やりたい気持ちはあっても、その1歩がなかなか踏み出せないのです。

最初の1歩さえ踏み出せば、後は勝手に体が動く。

忙しすぎると、すべての幸せが感じられなくなる。

忙しすぎる生活を送っていませんか。
忙しいことが、かっこいいことだと思っていませんか。
たしかに適度な忙しさは、その人に活気を与えてくれます。

忙しすぎると、すべての幸せが感じられなくなる。

自然を求めることは、自然なこと。

私は自然の中を歩くのが大好きです。
もともと田舎育ちなので、自然の癒しには幼いころからずいぶん助けられました。
悩みがあったときには、いつの間にか自然のほうへ引き寄せられていき、独特の静けさが心の中まで落ち着かせてくれるのです。

自然を求めることは、自然なこと。

人から嫌われたくなければ、知ったかぶりはやめよう。

あなたが人から嫌われたくないと思うなら、知ったかぶりはやめることです。
知ったかぶりとは、知らないことでも自分は知っているように見せかけて、尊敬のまなざしで見られたいときに使う演技のことです。
つまり、知ったかぶりは、嘘をついているということなのです。

人から嫌われたくなければ、知ったかぶりはやめよう。

平凡な毎日にも、幸せがある。

「毎日何もなくて、つまらない」
「同じ毎日の繰り返しで、退屈だ」
いつの間にか、こんな愚痴をこぼしていませんか。

平凡な毎日にも、幸せがある。

困ったときには、人の意見を聞いてみよう。

人の意見を聞くことは大切です。
人生を乗り越え、クリアしていくためには、自分だけの考えだけに固執せず、人の意見に耳を傾けてみる必要があります。
人生で失敗してしまうのは、自分だけの独りよがりな考えを持ったときです。

困ったときには、人の意見を聞いてみよう。

お金がなくても、楽しむことができるようになろう。

人間が生きていくためには、たしかにお金は必要です。
しかし、お金があるから楽しめて、お金がないから何も楽しめないということはありません。
お金がなければないなりに、知恵を振り絞れば何か楽しめる方法があるはずです。

お金がなくても、楽しむことができるようになろう。

嫌なことを、いつまでも引きずらないようにしよう。

嫌なことがあったときは、反省さえすればさっと忘れてもかまいません。
反省をして「今後は気をつけよう」と心に誓うことさえできれば、失敗にこだわる必要はないのです。
くよくよすることはあっても、長引かせるのはよくありません。

嫌なことを、いつまでも引きずらないようにしよう。

謙虚な人は、好感が持てる。

人生の山によくぶち当たってしまう人は、決まってあることが欠けています。
「謙虚さ」です。
謙虚さがないために、つまらないところでつまずいたり、めたり、人間関係がおかしくなります。

謙虚な人は、好感が持てる。

疲れたときは、ため息より、深呼吸。

疲れたときには、自然とため息が出てしまいます。
体の中に二酸化炭素がたまり、体が排出したがっている赤信号です。
しかし、疲れたときにため息をついてしまっては、自分で余計に疲れを自覚してしまいます。

疲れたときは、ため息より、深呼吸。

お返しを期待しない。

お返しを期待するのはやめることです。
好意を目的としたプレゼントはいいのですが、お返しを目的としたプレゼントはよくありません。
お返しは期待するものではありません。

お返しを期待しない。

前に進むだけでなく、時には後戻りしなければならないときがある。

時間は前にしか進みませんが、人生では、時には後戻りしなければならないときがあります。
前に進むだけが人生というわけでなく、時には立ち止まって、後戻りをすることで、よい結果が生まれてくることもあるのです。
私は高校卒業後、大学受験に失敗し、浪人をしていた時期がありました。

前に進むだけでなく、時には後戻りしなければならないときがある。

挫折してもいい。
後から再挑戦すればいい。

大きなことに挑戦した結果、途中で挫折することがあります。
自分のレベルを大きく超えた仕事は、乗り越えたくても、途中で行き詰まります。
難易度が高すぎると、何が悪いのかすらわからないこともあります。

挫折してもいい。後から再挑戦すればいい。

環境が変わっても、あなたは変わらない。
しかし、あなたが変われば、環境も変わる。

「今の環境がいけないんだ。環境が変われば少しは、変わるかもしれない」
こんな愚痴をこぼしている人が、ときどきいて残念に思うことがあります。
自分の不幸を環境だけのせいにしているのです。

環境が変わっても、あなたは変わらない。しかし、あなたが変われば、環境も変わる。

いつもと違った道には、新しい発見がある。

毎日の生活の中に、何か新しいものを取り込んでみましょう。
いつも同じ毎日では、平凡すぎて飽きてしまいます。
「いつもと違う」ということは、それだけで新しい発見になります。

いつもと違った道には、新しい発見がある。

いろいろなことを大事にしすぎると、何もできなくなる。

いろいろなことを大事にしていくことは、それで結構なことです。
しかし、すべてを最高に大事にしていこうとすると、何もできなくなってしまうので気をつけることが必要です。
大事にすればするほど、時間、体力、精神力、お金などが必要とされるため、中途半端になります。

いろいろなことを大事にしすぎると、何もできなくなる。

ダメだと思うときほど、できたときの喜びは大きくなる。

普通にできそうなことができたときは、嬉しいものです。
しかし、それ以上に嬉しいのは、できそうもないことができたときの喜びです。
ダメだと思っているときほど、できたときの喜びは、何倍も大きくなります。

ダメだと思うときほど、できたときの喜びは大きくなる。

1日に1つは、好きなことをしよう。

1日に1つは、好きなことをしましょう。
せっかくの1日を朝から晩まで好きなことすらすることができなかったというのでは、当然元気も出てきません。
嫌なことをいやいややったところで、やはり元気は出ないのです。

1日に1つは、好きなことをしよう。

いっときの挫折は、一生の力になる。

挫折は、挑戦した人だけが味わえる特権です。
挑戦をすればするほど、大きな挫折も味わえるチャンスが巡ってきます。
挫折とは、響きこそ悪いですが、それほど悪い経験ではありません。

いっときの挫折は、一生の力になる。

「いつか幸せになる」をやめて「今、幸せになる」を目指していこう。

「いつか幸せになる」という目標は、立てないようにしましょう。
いつか幸せになることを最終目標にしてしまうと、つまり、今は幸せではないということです。
自分の命を使い果たすぎりぎりでようやく「幸せを感じる」というのでは、人生のほとんどは不幸だったということなのです。

「いつか幸せになる」をやめて「今、幸せになる」を目指していこう。

「世間のルール」以上に「自分のルール」に厳しくなろう。

世の中には、生きるためにルールがあります。
社会に出れば、挨拶の仕方や電話対応、コミュニケーション、社交辞令など「世間のルール」というものがあります。
しかし「世間のルール」以前に、あなたがすでに持っている「自分のルール」というものがあるはずです。

「世間のルール」以上に「自分のルール」に厳しくなろう。

ごみ箱は、あなたの心の中が映し出された仮の姿。

私はその人がどのくらい余裕があるのかを見るときには、いつもごみ箱を見るようにしています。
初めからきれいな部屋は、きれいで当然です。
しかし、ごみ箱のような普段汚いところが、どれだけきれいにできているかによって、その人の心のきれいさがうかがえるのです。

ごみ箱は、あなたの心の中が映し出された仮の姿。

「運命」という流れに身を任せることで、最高の結果が得られる。

人生をうまく歩みたければ「運命の流れ」というものに身を任せることです。
自分の人生を思うようにコントロールしたい気持ちもあるでしょうが、そのコントロールにも限界があることに気づきましょう。
人の力では、及ばない神秘的な力がこの世にはあるのです。

「運命」という流れに身を任せることで、最高の結果が得られる。

かっこ悪くても、中身があれば、魅力的に見える。

人間には、外側と内側の2つの面があります。
外側は、着ている服であったり、持っている物であったりします。
それに対して内側は、心であったり、知性や品性であったりします。

かっこ悪くても、中身があれば、魅力的に見える。

挫折を味わったときは、こうつぶやこう。
「ここから私の第2幕が始まる」

芝居やミュージカルなどの舞台劇は、2部構成が定番です。
前半に第1幕があり、後半に第2幕があります。
第1幕は「夢と希望を持ってチャレンジしたものの、トラブルの連続で思うようにいかず、諦めかける」という内容が定番です。

挫折を味わったときは、こうつぶやこう。「ここから私の第2幕が始まる」

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