夢は、アンティークのようなものです。
年代ものの家具や装飾品といったアンティークは、一見すると、理解できない世界です。
どこに、何の価値があるのか、よくわかりません。
価値を知らない人が見れば、ただのがらくたにしか見えません。
しかし、見る人が見れば、わかります。
ぼろぼろのアンティークほど、価値があり、高い値段がつきます。
夢もアンティークのようなものです。
「よさがわからない」と言われるなら、まだかわいいほうです。
「ばかばかしい」「くだらない」「やめたほうがいい」などと、ひどいことを言われることのほうが多いです。
心ない言葉を聞いて、むっとしますが、そういうものです。
理解のない人にはよさがわからないので、無価値なものにしか見えないのです。
悲しい言葉は、完全に聞き流しましょう。
その代わり、わかる人には、わかります。
人数は多くありませんが、理解のある人には、きちんと理解されます。
素晴らしさが伝わり、感動して、涙を流したり喜んでくれたりします。
「おかげで人生が変わりました。ありがとうございます」と感謝されます。
あなたが相手にすべきは、そうした理解のある人です。
みんなに理解されようとは、思わないことです。
アンティークがそうであるように、みんなに理解されるのは、難しいです。
理解のある人だけに、理解されれば、十分なのです。