プラスチックモデルを組み立てるとき、陥りやすいトラブルがあります。
見栄えのいいプラスチックほど、早く完成させたい気持ちも、強くなるでしょう。
はやる気持ちのまま、手当たり次第に適当な部分から組み立てますが、なかなかうまくいきません。
つながるところがつながらなかったり、届く部分が届かなかったりするのです。
組み立てる順番を、無視しているからです。
そこで地味に大切なのが、説明書です。
プラスチックモデルは、説明書のとおりに作るから、きれいに出来上がります。
組み立てる順番が正しいからこそ、つながるところがつながり、届くところが届きます。
大きなプラスチックモデルほど、組み立てる順番が重要になるのです。
夢も、プラスチックモデルのようなものです。
実現には、適切な順番があります。
夢を早く叶えたいとはいえ、やみくもに進めるのはよくありません。
思ったより効果が出なかったり、進まなかったりします。
1回しかないチャンスを、無駄に使ってしまうこともあるでしょう。
順番を無視して、適当に始めると、できることもできなくなります。
効果や効率を最大限にするためにも、進め方がポイントです。
はやる気持ちを抑え、まず正しい順番を、押さえましょう。
基本的な方法や手順を知るからこそ、応用も浮かぶようになります。
計画は慎重になる一方、行動は大胆に進めるのが、正解です。