執筆者:水口貴博

できる人が実践している30の秘密の仕事術

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大切な話のときほど、雰囲気を大切にする。

大切な話のときほど、雰囲気を大切にする。 | できる人が実践している30の秘密の仕事術

用事があって人に話しかけるとき、あなたはどんな言葉から始めていますか。

いきなり用事から話しかけていませんか。

大した話でなければ、いきなり話しかけてもいいでしょう。

電話で簡単に済ませる方法もあります。

ささいな仕事は話しかけても、相手も大して時間を取られず、すぐ返事ができ、大きな迷惑はかからないはずです。

しかし、心の準備が必要になるような大きなお願いをするときには、そうはいきません。

下準備が必要です。

大きな仕事のお願いを、いきなり話してしまうととげがあり、乱暴な印象があります。

相手の気分を悪くすれば、通るお願いも通らなくなります。

大きな話なら、もはや直接会って話をするのがマナーです。

場所も、できるだけ改まった場所がいいでしょう。

会議室やミーティングスペースを活用して、静寂な雰囲気を大切にします。

大金が関わる法人契約なら、料亭でごちそうをしながら、話を進める方法もありです。

話も、いきなり持ち出すのではなく、最初にちょっとした雑談から始めます。

雰囲気を柔らかくするためです。

仕事の話をするのではなく、少し何でもない雑談を入れて、雰囲気を柔らかくします。

「最近は暖かくなりましたね。体調はいかがですか」

「近くにデパートができまして、週末は買い物に出かけたんですよ。人でいっぱいでした」

「家で飼っている犬に、最近子どもが3匹も生まれたんですよ。2匹がオスで、もう1匹がメスなんです」

雰囲気が柔らかくなれば「ところで話は変わりますが……」と言って、本題を持ち出します。

下準備とはいえ、大切な仕事術です。

これがあるとないとでは、印象がまったく変わります。

相手を気遣う姿勢があるからこそ、大きな話が通りやすくなるのです。

できる人が実践している秘密の仕事術(25)
  • 大きな話は、雰囲気を柔らかくしてから話し始める。
やらないことを決め、リストアップする。

できる人が実践している30の秘密の仕事術

  1. 資本主義社会の基本ルールが、一流になるルールだった。
  2. あえて、いい人にならない。
  3. 1次会に参加しても、2次会には参加しない。
  4. 仕事ができる人は、いつも同じ服ばかりを着ている。
  5. あえて説明書を読んで、意外な操作を覚える。
  6. あえて、誰もやっていないことをする。
  7. うまくいく方法だけ学んで満足しない。
    うまくいかない方法も学ぶ。
  8. 忙しいからこそ、あえてしっかり睡眠を取る。
  9. いかに持つかより、いかに捨てるか。
  10. 1冊の本を集中して読まない。
  11. あえてやる気を出さない時間を作る。
  12. あえて、たくさんの仕事を抱え込む。
  13. あえて、事前準備は直前にすると、底力を発揮できる。
  14. 仕事のできる人は、あえて神様を信じない。
  15. あえて素直に信じないから、真実に気づける。
  16. 仕事ができる人ほど、会社を頼りにしない。
  17. 間違えにくい問題より、間違えやすい難問を選択する。
  18. 夏休みの宿題は、夏休み前に終わらせる。
  19. あえて、他人の意見に同調する。
  20. 軽い空腹感は、仕事を成功に導く鍵。
    重要な仕事の直前は、満腹より、少し空腹がベスト。
  21. 非常識に考えて仕事をする。
  22. あえて、他人の意見を聞かない。
  23. あえて計画を立てないからこそ、いい計画が立てられる。
  24. あえて、言い訳をすることで評価される。
  25. 大切な話のときほど、雰囲気を大切にする。
  26. やらないことを決め、リストアップする。
  27. 水を大量に飲むことは、意外な仕事術の1つ。
  28. 仕事ができる人は、諦めが早い。
  29. よく知っていることでも、あえて「知っている」とは答えない。
  30. 仕事ができる人ほど、あえて学校に通わない。

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