執筆者:水口貴博

魅力的なプレゼンをする30のコツ

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資料作成に力を入れても、目的になってはいけない。

資料作成に力を入れても、目的になってはいけない。 | 魅力的なプレゼンをする30のコツ

プレゼンを行う前の準備として、真っ先に思い浮かぶのは「資料作成」です。

恥ずかしい内容にならないように、発表内容をまとめ、資料の見栄えを整えたりします。

もちろん資料作成は必要です。

見直しも必要です。

ただ、熱心に資料を作成するのはいいのですが、いつの間にか資料作成が目的化している場合が多いのです。

プレゼンの準備の中心が、資料作成になってしまう。

資料ができれば、それで満足してしまう。

もしくは、プレゼンの準備のほとんどを、資料作成のみで終わらせてしまう。

こうしたケースに心当たりはないでしょうか。

実際、プレゼンに慣れていない初心者のほとんどが陥るパターンです。

たしかに資料を作成することも大切ですが、あくまで資料は脇役です。

本当に大切なのは、本番です。

わざわざプレゼンを開くのは、熱意を伝えるためです。

いつまでも資料ばかりに力を入れすぎず、ある程度まとまれば、わかりやすい話し方や進め方などに重点を置くようにしましょう。

発表者が主役であり、資料はあくまで脇役なのです。

魅力的なプレゼンをするコツ(15)
  • 資料作成が目的化しないように、気をつける。
なぜ、わざわざプレゼンを開くのか。

魅力的なプレゼンをする30のコツ

  1. ポインターを使っているだけで、賢く見える。
  2. プレゼンは、企画書提出の段階で、勝負の半分が決まっている。
  3. SDS法とPREP法は、プレゼンでは欠かせない基本構成。
  4. プレゼンにテーマを作り、冒頭で発表する。
  5. 誰もが振り向くキーワードを、さりげなく含める。
  6. 上級者は、原稿なしでプレゼンを始める。
  7. 聞き手が眠くなるのは、問いかけないからだ!
  8. 要点は、もっと、短くできる!
  9. プレゼンの最中で思わぬアクシデントが発生。
    さあ、どうするか。
  10. 相手のことを知らなければ、魅力的なプレゼンはできない。
  11. プレゼンでの説明は、文語体と口語体のどちらがいいのか。
  12. プレゼンで必要な機器は、可能なかぎり、自分で準備する。
  13. メラビアンの法則から学ぶ、プレゼンで大切な3つのポイント。
  14. 開催時間を調整できるなら、ぜひ午前中に。
  15. 資料作成に力を入れても、目的になってはいけない。
  16. なぜ、わざわざプレゼンを開くのか。
  17. よいプレゼンのために、質の高いプレゼンをたくさん受講する。
  18. 時代に合った、プレゼンの手本の見つけ方。
  19. プレゼンが終わった後で、気を抜かない。
  20. プレゼンで最も力を入れるべきは、最初の10分。
  21. 重要な情報を最初に言うと、聞き手の集中力が持続しやすくなる。
  22. 休憩を挟むと、聞き手の集中力は回復する。
  23. プレゼンと電話対応には、深いつながりがある。
  24. 聞き手を参加させるプレゼンは、飽きさせない。
  25. 万が一に備え、データは2つに分けて持っていく。
  26. プレゼンの開始時間は、すでに発表の信頼に関わっている。
  27. プレゼンで、不幸にちなんだ体験談を混ぜよ。
  28. 「後で資料を見ておいてください」という言い方はやめる。
  29. プレゼンで本物を見せると、聞き手は身を乗り出す。
  30. 聞き手と目を合わせて話すことができれば、きっといいプレゼンができるに違いない。

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