夜は不思議な時間帯です。
頭がもやもやする時間です。
人間の判断を狂わせる、魔性の時間です。
思考力が低下しながらも、テンションだけは高くなるのです。
昼間にラブレターは書けませんが、夜なら書けます。
夜に書いたラブレターは、朝に見直すと、恥ずかしくなります。
夜中は、テンションが高くなりやすく、行きすぎた表現になりやすい傾向があるからです。
ラブレターだけではありません。
悪いことばかりのような夜の時間ですが、これも使い方です。
会話も、夜のほうが大胆になります。
言いにくいことが言いやすくなるのです。
夜、好きな人に電話をしてみましょう。
お互いに時間を作って会話をするのです。
夜の会話は、昼間とは違った雰囲気になるはずです。
昼間は話すのが恥ずかしいと思うのに、夜はテンションが高くなり、なぜか話しやすくなります。
これが夜の魔法です。
昼間は日光が輝いているので、お互いが見た目も考えもはっきりします。
しかし、夜は違います。
思考力が低下しながらも、テンションだけは高くなるので「恥ずかしい」と感じにくくなります。
デメリットですが、実はメリットです。
日中は恥ずかしくて話しにくくても、夜なら恥ずかしさが薄れて言いやすくなるのです。
そういう状況は、あなただけではなく相手も同じです。
相手も自分と同様、思考力が低下しながらも、テンションだけは高くなるのです。
昼間は恥ずかしくて言えないことも、夜なら言えそうな気がします。
昼間は恥ずかしくて答えにくいことも、夜なら答えやすくなるのです。
恥ずかしいと思ってデートに誘えないなら、夜に誘ってみましょう。
夜はデートに誘いやすくなります。
相手もデートにOKしやすくなります。
魔法にかかった夜の時間帯も、使い方しだいなのです。