執筆者:水口貴博

海外初心者が知っておきたい30の基本的な心得

26

観光地でごみ捨てや落書きをする人の心は汚れている。

観光地でごみ捨てや落書きをする人の心は汚れている。 | 海外初心者が知っておきたい30の基本的な心得

私が日本で一番高い山「富士山」に登ったのは2,000年のことです。

山の麓に、観光客によるものと思われるごみの散乱や落書きがひどくて、興ざめをした経験があります。

たまたま、そういう場所、そういうタイミングだったのかもしれません。

素晴らしい富士山の印象より、素晴らしい場所にあるごみの散乱や落書きのほうが印象的でした。

これだけではありません。

海外の観光地へ行くと、ときどき観光客による「ごみ捨て」「落書き」を見かけることがあります。

ごみ箱がなかったのでしょうか。

どうせ二度と来ないだろうと思ったのでしょうか。

鉛筆や油性のペンなどで落書きをされている建造物や柱も、まれに見かけます。

明らかに観光客によるものと思われるごみや落書きを見かけることがあります。

残念なことです。

素晴らしい観光地も、ごみの散乱や落書きによって興ざめです。

どんなに素晴らしい自然や有名建築物なども、1つのごみ、1つの落書きで、印象が悪くなるのです。

観光客のマナーがあまりに悪ければ、観光地への立ち入りが制限されることもあります。

事実、オーストラリアの「エアーズ・ロック」では、観光客によるごみ捨てや落書きがひどく、立ち入り制限になった例があります。

一部のマナーの悪い観光客のせいで観光地が見られなくなるのは、大きな損失です。

ごみ捨てや落書きはいけません。

観光地は「見ている」のではなく「見させてもらっている」と考えましょう。

意識を変えることです。

どの観光地を回るにせよ、来たときより美しくなるような意識を持つといいでしょう。

「汚さない」のは、最低限のマナーなのです。

海外初心者が知っておきたい基本的な心得(26)
  • ごみの放置や落書きは、絶対にしないようにする。
すべての観光地は「見ている」ではなく「見させてもらっている」と考える。

海外初心者が知っておきたい30の基本的な心得

  1. 旅行に必要な金額の計算は「旅行後」では遅い。
    必ず「旅行前」にすること。
  2. 入国審査で審査官から質問されやすい3パターン。
  3. 客室のツインとダブルの違いを、きちんと説明できますか。
  4. 海外で車を運転する場合、母国の運転免許証ではなく「国際運転免許証」が必要になる。
  5. 道を尋ねるなら、女性より男性のほうが頼りになる。
  6. 海外旅行に行くなら、海外旅行保険は必須。
  7. ゴールドカードで、海外旅行保険費を節約せよ。
  8. 硬貨は再両替ができない。
    ポイントは、帰りの飛行機に乗る直前。
  9. 海外旅行の目的が買い物なら、バーゲン時期が狙い目。
  10. 搭乗手続きで荷物の超過が明らかなら、国際配達のほうがいい。
  11. 手荷物が重量オーバーしたとき、同伴者に預かってもらう。
  12. ホテルに到着すれば、部屋に問題ないかすぐ確認。
  13. 事前に予防接種が必要な国もある。
    イエローカードを取得しておこう。
  14. 海外旅行でこれだけは絶対に押さえておきたい、最小限の言葉。
  15. 海外旅行で押さえておきたいチップの相場と渡し方。
  16. スーツケースを買うなら、TSAロックつきがおすすめ。
  17. 利用予定のあるオプショナルツアーは、母国で申し込み、先に支払いも済ませておくほうがいい。
  18. 確実に押さえておきたい旅行中の3つのトイレ。
  19. 値切りたいけど、恥ずかしくて値切れない。
    そんなときのとっておきの方法。
  20. 商品の値切り交渉で、絶対的に有利に立てる方法。
  21. 海外旅行でタクシーを利用するとき、必ず押さえておきたい7カ条。
  22. 待ちに待たされた、成田空港での出来事。
  23. 「トラブル時の対応」を読まないから、トラブルになる。
  24. 必要になるかもしれない物は、必要にならない確率のほうが、はるかに高い。
  25. 「知らなかった」では済まされない、持ち込み制限品・禁止品。
  26. 観光地でごみ捨てや落書きをする人の心は汚れている。
  27. すべての観光地は「見ている」ではなく「見させてもらっている」と考える。
  28. 国際空港・ホテルにある無料のガイドブックを手に入れよ。
  29. 旅の帰りは、行きより疲れにくい乗り物に乗るほうがいい。
  30. 旅の本当の疲れは、帰国後、突然襲ってくる。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION