執筆者:水口貴博

人の才能を伸ばす30の褒め方

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褒め言葉は、完了形や進行形を使う。過去形は、できるだけ控える。

褒め言葉は、完了形や進行形を使う。過去形は、できるだけ控える。 | 人の才能を伸ばす30の褒め方

褒め言葉のポイントは、完了形や進行形を使うことです。

「~した」という完了形と「~になっている」という進行形です。

「よくなったね」と言われるのも嬉しいですが「よくなっているね」と言われるのも同じくらい嬉しいものです。

「よくなったね」は、完了形です。

「以前よりよくなりました」と完了形にしているため、今の状態は以前よりとてもよいことを相手に伝えることができます。

「よくなっているね」は、進行形です。

「どんどんよくなっているよ」というニュアンスを表現できていて、こちらも響きのいい褒め言葉です。

褒め言葉は、完了形と進行形の褒め言葉なら何でもOKです。

ただし、気をつけてほしいことが1つあります。

それが、過去形の褒め言葉です。

「よかったよ」というのは過去の褒め言葉です。

「あのときは、よかったよ」「昔は、よくできていた」と褒められても「じゃあ、今はダメなの?」と相手を傷つけてしまいます。

褒めようと、つい過去形にしてしまうと逆に相手を落ち込ませることになります。

必ずしも悪い意味で使っているわけではなくても、誤解されやすいので要注意です。

褒め言葉は、できるだけ完了形か進行形を使い、過去形は控えるようにすることが大切なのです。

人の才能を伸ばす褒め方(9)
  • 完了形と進行形の褒め言葉を使う。
褒め言葉には、人生を変える力がある。

人の才能を伸ばす30の褒め方

  1. 褒め言葉は、人間関係を活性化させる言葉だ。
  2. うまくいった瞬間に褒めること。
  3. 朝のニュースは、ネガティブな情報であふれている。
  4. 話題をコントロールすれば、感情もコントロールできる。
  5. おいしくない食事は「まずい」とは言わず「変わった味ですね」と褒めてしまう。
  6. 日常は褒めることであふれている。
    「当たり前のこと」も、褒める機会にしよう。
  7. 「言葉」も褒めることができる人は、感性が豊かな人。
  8. 褒める人を、好きになる。
  9. 褒め言葉は、完了形や進行形を使う。
    過去形は、できるだけ控える。
  10. 褒め言葉には、人生を変える力がある。
  11. 褒め言葉が、勉強を楽しくさせる。
  12. 陰でこそこそすると、言葉の効力が大きくなる。
  13. 「褒め言葉」と「おだて」の一番の違いは、気持ちに嘘があるかどうか。
  14. 「感謝される文章」より「感動できる文章」のほうが、心に残る。
  15. 叱るときには、2人のほうがいい。
    褒めるときには、みんなの前のほうがいい。
  16. 褒めてくれる人と付き合っていると、能力が伸びる。
  17. 不幸そうな人の言うことを聞いてはいけない。
    自分もそうなってしまうから。
  18. 「この人は違う!」と思われる人は、人とは違うところを褒めている。
  19. もう少し言葉を付け加え、具体的な表現にする。
  20. せっかくの褒め言葉を、ごみ箱へぽいと捨てないこと。
  21. 「言葉」ほど、素晴らしいコミュニケーションの道具はない。
  22. 1日1回は、誰かを褒めよう。
  23. 知らない人にも、褒め言葉で話しかければいい。
  24. 性格の良い人は、よいことを口にする。
    性格の悪い人は、悪いことを口にする。
  25. 心がこもっていないと、すぐ見抜かれる。
  26. 恋愛の下手な人ほど、相手をけなして振り向かせようとする。
  27. 「欠点」は、褒めてもいい。
  28. みんなと同じことをしない。
    みんながしない方法でアピールすること。
  29. 成長するということは、新しい「色」を取り入れるということ。
  30. あなたの努力は、あなたが一番よく知っている。

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