不思議なことに褒め言葉が習慣になっている人で、性格の悪い人はいません。
いつも褒めるということは、いつも人の良いところを探しているということです。
「この人は、どんなすてきなところがあるのだろう」ということを前提に、アンテナをいつもオンにしています。
ですから、人と話せば話すほど相手の長所が見えてくるのです。
人に対して前向きに接しているということです。
性格の良いところを探している人は、性格のいい人なのです。
それに対して性格の悪い人は、決まって陰口を叩いたり、悪口を言いふらしたりしています。
自分の性格という内面が悪いから、内から外へと出てくる言葉も悪い表現だらけなのです。
人の性格を見分けるポイントは、口から出てくる言葉です。
口から発せられる言葉に、妬み、恨み、悪口、妬み、陰口など「悪」が付いている人は、性格も悪い人です。
しかし、褒め言葉が言える人は、人に対して前向きに接している証拠です。
性格がいいということなのです。
私は今、悪口を言う人とは意識的に付き合わないようにしています。
意識的に付き合わないように心がけることで、非難する言葉が自分の中に入ることが少なくなり、自分の心も乱されずにすみます。
誰かを侮辱したり悪口を言ったりしか楽しみがない人とは、一緒にいると、こちらまで険悪な雰囲気が移ります。
よい影響は移してもらいたいなと思いますが、悪い影響は受けたくないのです。