執筆者:水口貴博

人の才能を伸ばす30の褒め方

12

陰でこそこそすると、言葉の効力が大きくなる。

陰でこそこそすると、言葉の効力が大きくなる。 | 人の才能を伸ばす30の褒め方

自分の口から直接に褒め言葉を伝えていくことも大切ですが、第三者に手伝ってもらう方法はもっと効き目があります。

自分が直接褒めるのではなく、ほかの誰かに代わりに伝えてもらうと、嬉しさが倍増する効果があるのです。

「○○さんが、あなたはいつも一生懸命ですごいって褒めていたよ」

こう言われると、いつも以上に喜びを感じます。

悪口に限っては陰でこそこそ言ってはいけませんが、褒め言葉に関してだけは陰でこそこそしてもかまいません。

褒め言葉だけは、陰で言いふらしてもかまいません。

陰でこそこそ言えば言うほど、聞いた人はさらにほかの誰かにも伝えたくなり、どんどんと広がります。

本人に伝わったときの喜びは、2倍にも3倍にもなります。

陰でこそこそしていると、その言葉の強さはどんどん大きくなります。

こそこそと話しているがゆえに「ここだけの話」という意味合いが強くなり、言葉の重みが増してくるのです。

悪口でも褒め言葉でも同じです。

悪口を陰でこそこそ言っていると、その言葉の重みはさらに増していくので決してしてはいけません。

とげとげしさが2倍にも3倍にも鋭くなり、本人に伝わったときに不愉快な気分にさせてしまうからです。

しかし、褒め言葉は、陰でこそこそすればするほど、みんなに知ってもらえます。

本人のよい印象が大きくなるのです。

褒め言葉は、陰でこそこそしてみんなに知ってもらうべきなのです。

人の才能を伸ばす褒め方(12)
  • 陰でこそこそと、褒め言葉を言う。
「褒め言葉」と「おだて」の一番の違いは、気持ちに嘘があるかどうか。

人の才能を伸ばす30の褒め方

  1. 褒め言葉は、人間関係を活性化させる言葉だ。
  2. うまくいった瞬間に褒めること。
  3. 朝のニュースは、ネガティブな情報であふれている。
  4. 話題をコントロールすれば、感情もコントロールできる。
  5. おいしくない食事は「まずい」とは言わず「変わった味ですね」と褒めてしまう。
  6. 日常は褒めることであふれている。
    「当たり前のこと」も、褒める機会にしよう。
  7. 「言葉」も褒めることができる人は、感性が豊かな人。
  8. 褒める人を、好きになる。
  9. 褒め言葉は、完了形や進行形を使う。
    過去形は、できるだけ控える。
  10. 褒め言葉には、人生を変える力がある。
  11. 褒め言葉が、勉強を楽しくさせる。
  12. 陰でこそこそすると、言葉の効力が大きくなる。
  13. 「褒め言葉」と「おだて」の一番の違いは、気持ちに嘘があるかどうか。
  14. 「感謝される文章」より「感動できる文章」のほうが、心に残る。
  15. 叱るときには、2人のほうがいい。
    褒めるときには、みんなの前のほうがいい。
  16. 褒めてくれる人と付き合っていると、能力が伸びる。
  17. 不幸そうな人の言うことを聞いてはいけない。
    自分もそうなってしまうから。
  18. 「この人は違う!」と思われる人は、人とは違うところを褒めている。
  19. もう少し言葉を付け加え、具体的な表現にする。
  20. せっかくの褒め言葉を、ごみ箱へぽいと捨てないこと。
  21. 「言葉」ほど、素晴らしいコミュニケーションの道具はない。
  22. 1日1回は、誰かを褒めよう。
  23. 知らない人にも、褒め言葉で話しかければいい。
  24. 性格の良い人は、よいことを口にする。
    性格の悪い人は、悪いことを口にする。
  25. 心がこもっていないと、すぐ見抜かれる。
  26. 恋愛の下手な人ほど、相手をけなして振り向かせようとする。
  27. 「欠点」は、褒めてもいい。
  28. みんなと同じことをしない。
    みんながしない方法でアピールすること。
  29. 成長するということは、新しい「色」を取り入れるということ。
  30. あなたの努力は、あなたが一番よく知っている。

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