まず、肝心なことは「恋は、あなたを成長させる」ということです。
恋をしていると、幸せな気分になったり、喧嘩があったり、つらい思い出ができてしまったりします。
しかし、基本的に、恋はどれも自分を成長させるよい経験になります。
人生において、恋ほど人生を学ぶよい機会はありません。
好きな人と付き合っていくうちに、新しい価値観に触れることができます。
付き合っていると、相手に喜んでもらえるためにはどうすればいいのか考えます。
恋をすることで、今まで見ることのなかった、もう1人の自分を見ることもできます。
恋をしていると「この人と結婚したらどうなるのかな」という思いきったことも、つい考えるようになります。
どれもこれも、人生を歩んでいくうえで、大切なことばかりです。
好きな人とのお付き合いだからこそ、一つ一つを痛切に感じることができます。
私も恋をしていて気づいたことですが、好きな人を目の前にすると、どきどきしてしまう自分がいます。
これは、かっこつける問題ではなく、1人の人間としての生理的な現象です。
きゅっと胸が締め付けられる現象です。
恋で胸が締め付けられる現象は、恋をしてみないとわからない「独特な痛み」です。
恋をしているからこそ起こる、生理的な現象です。
仲のいい友人に相談したら「それは相手のことを好きな証拠だね。よくあることだよ」と、笑われてしまいました。
こんな経験も、恋をしているからこそ、できることです。
恋の病でも、失恋でも、とにかく経験するからこそ、わかることなのです。
恋が、あなたを成長させるのです。