道を歩いているとき、ティッシュ配りの人に狙われることがあります。
ティッシュ配りの人は、なぜか避けたくなりませんか。
真っ正面から見つめられるからです。
ティッシュ配りの人を反射的に避けてしまうように、真っ正面からやってくる人には警戒心を抱いてしまいます。
真っ正面に立たれると、道をふさがれているようです。
狙われているような雰囲気があると怖いので、なんとなく避けてしまいます。
単にティッシュを配っているだけですが、手にすると、何か罠が待ち受けているのではないかと不安になります。
ティッシュ配りを反射的に避けてしまうのは、そういうことです。
あなたが好きな人をデートに誘うときを思い浮かべてください。
真っ正面から見つめて誘っていませんか。
そうするほうが気持ちは伝わりやすいと思いますが、実は逆効果です。
ティッシュ配りの人と同じです。
狙っていますというオーラが出てしまい、相手は反射的に避けたくなってしまうのです。
誘うときは、横から誘うことです。
横から話しかけると、親近感が出ます。
正面に立つのではなく、横から話しかけるだけで、同じ言葉でも印象が変わってくるのです。
横になるシチュエーションを意図的に作りましょう。
学生なら、好きな人と一緒に学校から帰るときです。
社会人なら、一緒に仕事から帰るときです。
隣に立っているので相手と視線がぶつかりません。
自然といい雰囲気が出ます。
そのとき話の流れからデートに誘うとOKがもらいやすくなります。