家庭で猫を飼うことがあると思います。
父・母・子ども・祖父や祖母までいる大家族の中で猫を飼うこともあるでしょう。
たくさんいると、ある傾向が見えてくるはずです。
「猫にも人に対して好き嫌いがある」ということです。
ある人が近づいても逃げない猫が、ある人が近づくと走って逃げていく。
家族の中で飼っているなら、みんなと仲良くなってもらいたいというのが本望です。
なぜ、好き嫌いがあるのでしょうか。
一般的な傾向として、猫はおじいさんやおばあさんなど年配者を好みます。
逆に、一番苦手なのは子どもです。
この理由は、単純です。
猫は、穏やかな人が好きで、乱暴な人が嫌いだからです。
穏やかな人と言えば、年配者のほうが話し方も動きも落ち着いています。
猫は一緒にいやすくなり、すぐなつきます。
しかし、子どもの場合は、猫を乱暴に扱ってしまいがちです。
大きな声で叫んだり騒いだり、猫の体毛を乱暴に扱ってしまうなど、子どもは次に何をするのか予測が難しいところがあります。
猫は、触られることにとても繊細です。
背中をなでていても、優しくなでられる分にはリラックスできますが、少しでも力が入ってしまうと急に嫌がってしまいます。
そうした繊細な猫だからこそ、人に対しても好き嫌いをはっきり見せます。
解決策を施すのは、猫に対してより、人に対してです。
乱暴な子どもには「優しくしましょう」としつけたほうが、早く解決するでしょう。
こうした落ち着きある行動を心がければ、子どもでもなついてくれるに違いありません。