猫が飼い主の持ち物におしっこをすることがあります。
身につけていた服やバッグなどを、床やテーブルの上に置いていると、おしっこをして汚してしまいます。
いたずらをしているように見えることでしょう。
なぜこういうことをするのかというと、猫が慣れないにおいを消そうとするためです。
服やカバンなどは、頻繁に外へ持ち出します。
外の慣れないにおいが、服やカバンにたっぷり付着することでしょう。
家に持ち帰ったとき、猫は慣れないにおいに反応して、においを消そうとおしっこをしてしまいます。
さすがに、服やカバンを屋外へ持ち出さないのは現実的ではありません。
これを防ぐ方法として、服やカバンなどは、あらかじめ猫の手の届かないところへ移動させることです。
帰宅時、服はクローゼットに入れておきましょう。
クローゼットの扉も、開けたままではなく、きちんと閉じておきます。
カバンなら、蓋付きの箱の中に入れるなどして、猫の手が届かないようにすればいい。
におわず、猫の手の届かないところなら、どこでもOKです。
慣れないにおいが部屋に残っているというのも、猫のストレスになります。
クローゼット・押し入れ・箱の中など、においが外に出ないようなところに保管するようにすればいいでしょう。
猫は慣れないにおいにストレスを感じることもないです。
服やカバンなどを汚される心配も解決するのです。