執筆者:水口貴博

落ち込んでいる人を元気づける30の方法

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話を聞くときの一番のポジションは、斜め横。

話を聞くときの一番のポジションは、斜め横。 | 落ち込んでいる人を元気づける30の方法

目は、面白い。

目は、まったく言葉を発しませんが、さまざまなメッセージを伝える力があります。

にらんだ目は、敵対を意味します。

優しい目は、友好を意味します。

目の使い方だけで、敵にも味方にもなります。

テーブルを挟んで向かい合って話をするとき、少し威圧を感じることがあります。

視線と視線がぶつかるからです。

前を向いて視線がぶつかるなら、相手はまともに前も向けません。

こういうときにはどうすればいいのかというと、真正面に座るのではなく、斜め横のポジションで聞けばいいのです。

これなら視線はぶつかりません。

斜めのポジションは、心理学で「友好」を意味するポジションと言われます。

相手には親しく接してもらえている印象を与えることができ、お互いの心を開きやすくなります。

これは落ち込んだ人に限らず、普通の友人にも誰にでも通用します。

国境は関係ありません。

生物的な本能です。

野生の動物同士が争うときというのは、必ず真正面になって戦います。

斜め横になって戦うなんて聞いたことがありません。

真正面同士というのは、対立のポジションなのです。

落ち込んでいる人を元気づける方法(18)
  • 斜め横になり、友好的であることを表現する。
とにかく相手の話を否定しない。

落ち込んでいる人を元気づける30の方法

  1. 落ち込む原因は2つのみ。
    能力と存在。
  2. 大失敗は、大成功。
  3. 「存在」の欠乏から立ち直るには、時間がかかる。
  4. 人間は、何かに寄り添っていかないと、生きていけない。
  5. 人間には、理解してもらいたい欲求がある。
    話を聞いてもらえるだけで癒される。
  6. 話を聞くときには、話を折らないことが大切。
  7. 相槌を打つと、話が進んでいく。
  8. 落ち込んでいる人に対して「頑張れ」は禁句。
  9. 相手の心の中まではわからない。
    「わかる」は禁句。
  10. 一番のアドバイスは、聞かれたら聞き返すこと。
  11. 言葉より手書きの手紙のほうが、元気づける効果がある。
  12. 特別に接しない。
    普通に接することが大切。
  13. 成長するためには、落ち込むことが必要。
  14. 励ませば励ますほど落ち込む。
  15. 現実逃避が、落ち込み逃避になる。
  16. 話を聞くときには、2人きりになるのが大切。
  17. 愚痴を吐き出せば、最後は笑いで締めくくることが大切。
  18. 話を聞くときの一番のポジションは、斜め横。
  19. とにかく相手の話を否定しない。
  20. 話の最後を繰り返すと、話がどんどん前に進んでいく。
  21. 暗い表情だから暗くなる。
    明るい表情だから明るくなる。
  22. 「ありがとう」が、相手を元気づける。
  23. 落ち込んでいる人には「観る」ことが大切。
  24. 褒められることで、自信がつく。
    元気づけることとは、褒めること。
  25. 褒めるときには、外側より内側を褒めることが大切。
  26. 元気づけることとは、他人が褒めていたことを本人に伝えてあげること。
  27. 元気づけることとは、教えてもらうこと。
  28. ただ、そばにいてくれるだけでいい。
  29. 落ち込んでも、自然と立ち直る。
    そっとしてあげることも大切。
  30. 落ち込むことで強くなる。
    落ち込めることに感謝しよう。

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