大人になるにつれて女性は、男性を経済力で見るようになります。
つまり、どれだけお金を稼いでいるかということです。
あなたがまだ、小学生や中学生なら、この感覚を理解することはちょっと難しいかもしれませんね。
女性は、男性以上に、人を見る目があります。
大人になれば当然のことですが、結婚を意識したお付き合いを考え始めます。
すると頭のよい女性は、だんだん相手の顔ではなく、お金を見るようになるのです。
お金があれば、生活費、教育費、余暇に回すお金など、人生の豊かさに直結するからです。
「将来、この人と結婚をして、私はお金に苦労しないかしら。
子どもを学校へしっかり通わせるだけのお金を稼いでくれるかしら。
最低限の生活を営めるくらいのお金は稼いでいるのかしら」。
結婚をすれば、教育費や生活費が必要です。
そんな生活水準を大きく左右する決め手は、男性が稼ぐお金の量なのです。
将来を見据えたしっかりした女性ほど、この意識は強く持っています。
将来の自分の生活を守りたいために、男性に対しては経済力を意識したお付き合いを求めるのです。
これが大人の女性の強さであり、賢さでもあります。
お金を基準にしたお付き合いは、もちろん「相手が好きだから」という理由ではありません。
正確に言えば「お金を持っている彼が好き」という理由になってしまうのです。
結婚して生活はうまくいっても、冷めた家庭になりがちです。
男性が職を失ったり、お金を稼げなくなってしまったときには、魅力を感じなくなってしまうのです。
華やかな芸能人とお金持ちの社長との結婚が、離婚で終わってしまうという結末を、何度かテレビで見たことがあるでしょう。
お金持ちと結婚して離婚をしてしまう結末をたどってしまうのは、そうした理由があるからです。
男性が職を失ったとたん、家庭が冷めてしまう結婚はむなしいものです。
相手を経済力で見ることは大切ですが、経済力ばかりが男性のすべてではないのです。
愛があるかどうかが、幸せな結婚の決め手になります。
くさい言葉とお思いになるかもしれませんが、陳腐でありふれたこの言葉に、戻ってしまいます。
お金がなくても、相手から愛されていることがわかれば、幸せということです。
最新の家具に囲まれた生活や、流行のファッションを手に入れている自分が好きなら、お金と結婚をすればいいのです。
男性は不要です。
愛されているかどうかが、幸せの一番のポイントになるのです。
そうした男性を探す必要があるのです。
小さな恋愛のころから、たくさんの異性と接することで、眼力を養う必要があります。
本当に探さなくてはならない相手は、お金を持っている人ではなく、愛してくれる人です。
お金を持っている人を探す恋の練習ではなく、愛を持った人を探す練習なのです。