「これほど偉い人が、これほど腰が低いなんて意外だ!」
このように驚かれるくらいの人が、好感が一番もたれる人です。
本来、たくさん勉強や仕事をして、評価され地位が高くなれば、一般的に言われる「偉い人」と呼ばれるようになります。
たしかにほかの人より仕事ができて、物事をよく知っている分、偉いことを否定するつもりはありません。
しかし、世の中には、偉い人になったばかりに嫌われてしまう男性が、数多く存在します。
偉くなったならその分好かれてしまいそうです。
しかし、横柄になり、偉そうな態度を取ってしまうことで、一気に印象を落としてしまうのです。
大変もったいないことです。
偉くなった分、周囲から好かれてもいいのですが、実際は偉くなればなるほど、人から嫌われやすくなります。
では、地位のある男性はどうすればいいのでしょうか。
腰を低くして、謙虚になればいいのです。
肩書を知らなければ、掃除のおじさんと間違えてしまうくらい普通にします。
当たり前に、目立たず、謙虚で、腰を低くして、すべての人と接します。
それでいて仕事はしっかりこなせ、物知りである人が、一番好かれるのです。
腰の低さと地位の高さの大きなギャップが、逆に相手にはよい印象となるのです。
腰の低さは、意識しないとなかなかできないことです。
偉い人は流れに任せて、ふんぞり返ってしまいます。
しかし、ぐっとこらえて、偉くなるほど腰を低くすることを心がけることが大切なポイントなのです。