恋と結婚の違いの1つに、法的な効力があるかどうかが挙げられます。
この法的な効力があるかないかで、恋愛といっても大きな違いがあります。
たとえば結婚です。
結婚では紙面上での契約を交わし、そうして2人は夫婦という関係になります。
2人が同じ屋根の下で暮らすにしても結婚をしている「生活」なのか、付き合っているだけの「同居」なのかは、まったく別物です。
結婚のように紙面上で契約を交わした瞬間から、法的な拘束が始まります。
たとえば、すでに結婚をしている人以外の人と子どもを作ることは許されません。
日本では一夫一妻制であり、同時に2人の人と結婚することが許されていません。
結婚前なら合コンやコンパ、恋愛はいくらしてもし放題でした。
同時に複数人と付き合っていても、法的に罰せられることはありません。
ですが、結婚をしてしまうと、ほかの人との恋愛が自由にできなくなってしまうのです。
まだ結婚をしていない未婚の状態なら、乱暴な言い方になりますが、恋や恋愛は自由に好きにしてもいいのです。
まったく何の違反にもなりません。
紙面上での契約を交わしているわけではなく、法的な拘束があるわけでもありません。
極端な話、同時に3人や4人の人と付き合ってもいいのです。
同居をしてもいいし、いくら合コンをしても逮捕されることはありません。
「軽い付き合い」「遊びで付き合う」という言葉は、よい印象ではないですが、法的に罰せられるわけではないのです。
結婚前は、たくさんの人と付き合って楽しんでおくほうがいい。
軽い付き合いができることも、小さな恋愛ならではの特権です。